テスト対策真っ最中。
今年はもう暑いのなんの,吐息でNETという感じです。
すでにクーラーが出動しており,公民で『3C』を指導するも
すこぶる絶好調でございます。
さて,そんな情熱対策中のひとこまをご報告させてください。
先日,社会の一問一答テスト中のことです。
中2・歴史の範囲は意外と少なめの30ページほどで,
こりゃ案外楽だぞな,なんて生徒と話しておりました。
教科書レベルの一問一答はだいたい70問ぐらいです。
うちではこれをまずは書くのではなく,がーーーっと一気に答えだけを言ってもらい,
タイムを計るシステムで行なっています。
そんな中
『あ・・オレ無理。絶対できねぇ・・・』
と半分どころか8割方諦めていた男子生徒がいました。
もうお決まりのフレーズ
「やる前から諦めてどうすんの?無理かどうかはやってから決めろ!」
わたくしもほぼ反射的に言ってしまうくらい,
日常会話語彙集に載ってしまうくらい使っています。
渋々暗記をスタートしました。
1時間かけてもまだ終わりません。
目が『もうそろそろおわりませんか?』ってモノを言っています。
なるほど。
目は口ほどにモノを言う,ですな。
『いいからやれ。』
こちらも口には出さず,目でけん制です。
4枚あるうちの3枚目までクリア。
『もう,充分頑張ったのでそろそろ店じまいって事で。。。。』
しつこいくらいの目線を投げかけてきます。
「はい,ラスト1枚。しまっていこー!」
ドンと背中を押します。
最後の一枚は一番ヘビーなやつで,
赤ちゃんが見たら確実に泣いちゃうくらい多いしむずい。
はい,ここはこれこれこういう訳でこうなって,
従ってこういう結果になって,こういう事態が引き起こされて・・・
解説しているこっちまで混乱するぐらい大変に大変でした。
あ,ちがう。。。え~っと・・・
ぶつぶつ言いながら繰り返し,繰り返し覚えていきます。
ようやくセット完了。
最後にタイムを計って1分以内に言えたら終了です。
はい,よ~いスタート!
「2分20秒」
もう一回。よ~い,スタート!!
「1分32秒」
はい,まだまだいけるよー。スタート!!!
「1分19秒」
もう少し,もう少し。よ~いスタート!!!
「おしい!1分8秒!」
緊張が室内に張り詰めます。
次でいけそうだな?
はいいけます。
そんじゃ,よ~い,スタット!!
・・・
・・・
「おおおおおおおっ!」
「59秒67!」
やっとこさ合格。おめでとう。
彼は今まで色々な事に限界を作ってきていたのかも知れません。
今ままで,これくらいでいいやって決め付けていたのかも知れません。
だけど,無理だと思っていた事をやりきった時,最高の笑顔を見せてくれました。
やっぱ,できんじゃん。お前ならこんぐらい出来ちゃうんだぜ?
ヘトヘトの様子。
そりゃそうです。
だって,彼,中体連に参加しクタクタの状態でした。
それでも頑張って塾に来たんです。
来ただけでも充分成長していると思います。
昨日もポッと一輪,努力の花が咲きますた。
かしこ