『突破力』と聞いて,どんなイメージを抱かれますか?
サッカーでボールを持ったまま相手に囲まれるストライカー。
そこから1人,2人とかわして抜けていく突破力。
陸上100m走で前人未到の9秒5台へ駆け抜ける突破力。
どれにしても一瞬の爆発力ってイメージを抱きますよね。
わたしもそんな風に感じますし。
しかし,一方でじりっじりっと突破していく『積み重ねの突破力』というのもあります。
例えばトンネル工事。
ちょっとずつ掘り進め,掘って,掘って,削り出して,掘っていく。
淡々と,ちょっとずつ,ゴリゴリ,ジリジリ掘り進めた先に反対側からの光が差し込む。
例えばコップに水を注いでいく時。
空のコップに水を注いでいき,ドンドン,どんどん貯まっていく。
そして注ぎ続けた結果,あふれ出す。
才能のにおいがプンプンする前者『瞬間の突破力』に対し,
後者『積み重ねの突破力』は誰もが続ければできる,努力の証っぽいです。
先天性が強い前者に対し,後から何とでもできる後者。
受験ではどちらの力が必要か考えた場合,
わたしは,断然後者『積み重ねの突破力』を推します。
確かにその日一瞬の爆発力があるに越した事はないですが,
出ない場合も想定できます(ってか,出ません。)
だからこそ,日々少しずつでも続けることが大切です。
「今日は4時間勉強したから明日は休もう。」
より
「毎日2時間コツコツ進めよう!」
の方がいい。
「高校入試に賭けるぜ!」
より
「大学入試,いやその後の人生もちょっとずつ努力しよう」
の方が断然有意義です。
出来れば生徒達には努力の突破力を養ってもらいたいです。
かしこ