巧遅(こうち)と拙速(せっそく)という言葉があります。
【巧遅】
「巧」は「うまい」という意味で
「遅」は「おそい」という意味。
つまり「巧遅」とは丁寧だけど遅いことを言います。
【拙速】
「拙」は「雑、下手」という意味で
「速」は「早い、速い」という意味。
つまり「拙速」とはへぼいけど速いって意味です。
あるクライアント(お客さん)から依頼が来ました。
期限が1週間後だとしましょう。
Aさんは巧遅派なので,じっくり良い物を作ろうと丁寧に作ります。
しかし,期限の1週間では作れず,10日後にクライアントに提出。
Bさんは拙速派なこともあり,とにかく作るのが速い。
期限の1週間を待たずして3日で仕上げ,クライアントに持って行きました。
Aさんのものはさすがに丁寧なだけあって,しっかりしています。
一方,Bさんのものは雑すぎて,欠陥数箇所見つかり,手直しする羽目に。
さて,ではあなたがクライアントなら,どちらに依頼をしますか?
Aさん?Bさん?
わたしなら断然Bさんに依頼します。
だって仕事は速いに越したことがないからですよね。
欠点を指摘して,やり直しを依頼したとしても恐らくその2日後には
もう持って来てくれるはずです。トータルで5日。
しかも出来は恐らく10日かかったAさんのそれと同等かそれ以上の可能性が高いです。
以上のように,社会に出たら巧遅よりも拙速の方が良いとされます。
勉強だって同じです。
1冊のテキストをより丁寧に,じっくり1回やるよりも,
速攻で5回くらい繰り返した方が,数倍力になるはずです。
ですから,勉強も拙速派でいきましょう!
無論,「巧速」が一番望ましいのは言うまでもないのですが,ね。
かしこ