総じて,

板書(書写)スピードが速い生徒は,学力も高い。


ここで言う学力とは『成績が良い』というよりも,

『理解度が高い』もしくは『頭の回転が速い』という事です。


塾の講師をしていると生徒の板書スピードには3段階に分かれているのに気づきます。


1速⇒遅い

2速⇒普通

3速⇒速い


2速の生徒は大体真ん中ぐらいの速さ。

よ~し,みんな大体書けたかなぁ~?と声をかける基準になる生徒です。


3速の生徒は色を使おうが,内容が飛ぼうが,とにかく速い。

えっ?!もう書いたの?ってぐらい速いです。

しかも。このレベルになると内容はひとまず理解できています。


そして1速の生徒。

基準タイムよりもかなり遅いのです。

先生が話し始めてもまだ書いていて,授業でおいてかれるタイプです。

しかも悲しいかな,1速の生徒は結構板書内容が理解できていない事も多いです。


では原因は何でしょう?

大きく分けて次の3つのような気がします。


(1)基本的に書くのが遅い。

(2)色(ペン)を多用する。

(3)一字,一字逐一見て書く。


(1)に関しては特訓が必要です。

ある程度時間を区切って,制限内に書く訓練をすれば速くなります。


(2)は生徒と話した上で3色までにする,とルールを作ればOKです。


さて,一番克服に時間がかかるのが(3)の逐一見るタイプの生徒です。


例えば

Do you like tennis?

をノートに書いてもらう時に(3)の生徒は本当に


D(見る)⇒書く

o(見る)⇒書く

y(見る)⇒書く

o(見る)⇒書く

u(見る)⇒書く

l(見る)⇒書く

i(見る)⇒書く

と書きます。

教室の後ろで見ていてもすぐわかります。


頭の上げ下げの回数がかなり多いですかね。


対処法としては語句や単語ごとに書くように,繰り返しいう事です。

しっかり脳を使って覚えながら書いていく。


初めはなれないかも知れませんが,

でも,遅いままだと良いことなんて一つもないですから,

速く書けるように訓練していく。

書くときにブツブツ(声にならない程度に)口を動かしながら。


そして,速く書けるようになってきているぞ!って励ますことです。


自分で実感できなくても,周りの人がそう言ってくれるだけで自信がつきます。


板書を写すスピード。


意外に盲点になりがちです。


かしこ