今日は全国学力テストが実施されています。(中3と小6生対象)

今年は犬山市も参加するようで,全公立が受験していることになります。


秋田県や大阪府が市町村別の学力結果を公表する・しないで話題になりましたが,

今年はどのくらいの自治体が公表に踏み切るのでしょうか。

ただ,この学力調査。何のためにしているかをもう一度よく考えたいですね。


『脱ゆとり教育』に向けた動きがある中で,

果たしてどれほどの効果と結果(データ)が得られるのか。


都道府県レベルで学力差を見るにとどまるか,

それとも現場レベルまで指導を落としこむのか。


わたしは基本的に公表・非公表どちらでも構わないと思います。

っていうか,毎日,毎日生徒と顔を突合せ勉強しているので,

ある程度教育現場の現状はわかりますし,目の前の生徒で精一杯です。


ただ一つ。

学校の校長先生にまでデータが渡るのなら,

少なくとも何らかの対策は講じて頂きたいですね。


学力には生徒の知識というよりも,意識の方が大いに影響しています。


子ども達は大人が思っている以上に敏感です。

例えそれがいい面でも,悪い面でも,です。


勉強をさせているフリ。

勉強をしているフリ。

勉強を教えているフリ。

勉強がわかったフリ。


「フリ」からは何も生まれません。


生徒が2時間ノートを広げて単語を100回ずつ書く。

一生懸命教科書の太字を写し,参考書をカラフルにまとめる。

それを見て「おお!頑張ったなあ」と大きく花丸をつける先生。


でも,残念ながらテストでは点も取れず,

それ以外の勉強の方法がわからない。


それではあまりにも才能の芽を摘んでしまうのでは?


その子に合った「正しい勉強の仕方」を,

一緒になって考え,試してあげることが大切です。


「学問」から何を学び,何を備えてもらいたいのか。


そういう事をしっかりと当人(生徒達)に教えてあげるのが,

教育の出発点だと思います。


少なくてもテストを受けた生徒自身が

『何で今日テスト受けさせられたんだ?』

と思うだけで終わらせないでもらいたいですね。


かしこ