みなさんは昨日ご覧になられましたか?
もちろんWBC私設応援団のわたくしも,
きっちり朝の10時30分から応援していました。
息をも詰まる展開にドキドキでしたね。
9回裏。
3-2の場面はもう最高潮に緊張しまくりで,
画面のダル君が投げるたびに他の野手と同じように腰を下ろして,
守備態勢に入っていました。
守っていたのはもちろん『勝利の女神』の逃げ道です。
おそらく全国いや全世界の日本人のみんなが守りまくっていたことでしょう。
同点になってしまった時は本当に orz ←こんな感じでしたね。
しかし何とか女神の足元をグイとつかみ,同点どまりで延長戦へ。
ほんと,あそこで崩れなかった事が大きいです。
ダル君。いい経験をさせてもらったね。
そして息をも呑む10回表。
ランナー2・3塁のあの場面でバッテリーはイチローとの勝負を選びました。
本来1塁が空いていたあの場面でイチローとの勝負は勇気が要ります。
もちろん結果論ですが,あの時のイチローの集中力はMAXでした。
追い込まれたあと,ワンバンド気味のボールですらきっちりファールで逃げてましたからね。
集中しているからこそバットがついていくんです。
あの時点でベテラン捕手なら敬遠を選択したはずです。
しかし悲しいかな韓国ベンチは9回に総力を使い果たし,
マスクをかぶっていたのはまだ若手の捕手だったのです。
そして結果はセンター前に打ち返され2点タイムリー。
画面に向かって大きくなる白球を歓喜のまなざしで見守りました。
打った瞬間,文句なしタイムリーとわかる打球でした。
10回で点数が入らなければ苦しい展開になったと思います。
それだけにあのイチローのタイムリーは値千金でした。
もうシビれました。涙も出ました。とても感動しました。
なんだ,まだまだいけんじゃんニッポン!って思いました。
時期はずれのシャンパンファイトに乱舞する選手を見て,
こちらも一緒になって勝利の美酒に酔いましたね。
前回大会よりも今大会の方が横綱相撲でした。
結局日本,韓国共にお互いにしか負けていないのです。
今回は日本の3勝2敗で勝ち越せましたが,まだ韓国の方がランクは上です。
これからもアジアの2強が世界の『野球』を牽引することでしょう。
最後に。
このWBCの優勝の立役者はやはり原監督でしょう。
彼は実績にこだわらず,調子の良い者をドンドン起用し,
どんなに非情と言われようと,それを実行していきました。
しかし一方で不調選手を単純にガンガン代えていく様なことはしていません。
東京ラウンドで不調だった岩村,イチローなどがいい例です。
じっと復調を信じ,使い待ち続けたのです。
アメリカラウンドはあの2人なしでは勝ちあがれなかったでしょう。
聞いているこちらが顔を赤らめたくなるようなくさいセリフも
原監督は大きく見開いた目で発します。
『私は28人にしぼったとは思っていません。』
『28人を選出したのです!!』どーん。
どんな時でも笑顔で審判に選手交代を告げに行き,
どんな選手でも笑顔でグータッチしていました。
その明るさ,ピュアさが選手にも通じたのかも知れませんね。
お気づきでしょうか?
今回のWBCの代表チームは『侍ジャパン』です。
今までの流れなら『長嶋ジャパン』『王ジャパン』『星野ジャパン』同様,
『原ジャパン』となりそうなものです。(現に初めはそう呼ばれていたような気が・・・)
しかし原監督はそれを固辞しました。
『頼むから原ジャパンは辞めてくれ』
『戦うのは選手だ。選手あってのチームだ』
『だから侍ジャパンでいこう!』
最初にfor the teamを実践したのは,間違いなく原監督なのです。
かしこ