学校の先生に進路相談をする


僕は今進路相談室にいる。


担任の先生に進路相談を申し込んだのだ。


“最近のお前の頑張りは先生方の間でも噂だよ。”

“で?今日の相談はなんだい?”


『あ,あの~僕は志望校を夢見ヶ丘高校にしたんです。』


“ほう,夢高にねぇ。面白いかもしれないな。”


『で,推薦も考えているんですけどどうかなぁ~と思って。』


“推薦?う~む・・・・さすがに推薦は厳しいかもなあ。”

“お前の場合1・2年生の評点が低すぎるからなぁ・・・”


『じゃあ例えば,僕ぐらいの成績で夢高に行った先輩とかいますか?』


“お前くらいかぁ~・・・推薦ではさすがにいないなぁ”

“だが,一般試験なら話は別だ。例えば去年で言えば・・”


それから僕は先生にいろいろ具体的な話を聞いた。


合格した先輩達のなかには,放課後残って教室で勉強していたとか,

10番以内に入っていたけど不合格だった先輩の話とか。。。


『ありがとうございました』


“ああ。期末頑張れよ”


僕は相談室をあとにした。


帰り道,僕は推薦のことはきれいさっぱり忘れて,

一般入試一本に絞って勉強する事を決意した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれから僕は490点の壁を越えるべく,

朝から晩までガムシャラに勉強しまくった。


周りの友達も,お前どうしたんだよ?なんて声をかけてきたから

『オレは絶対490点取るんだ!』

と宣言し,勉強に没頭した。


授業も先生の話を一言一句もらさない様に書きなぐり,

ちょっとでもわからなかったらすぐ先生のところに聞きに行った。


僕が目指すのはそんじょそこらの目標じゃないんだ!

ちょっとでも油断したら減点してしまうんだ!


そんな気持ちで教科書,ワーク,問題集を隅から隅までやりまくり,

教科書に穴が開くんじゃないか?というぐらい徹底して読んだ。


王子が言うには勉強は夜するよりも,朝するほうが効率が良いそうだから

夜は11時くらいにはさっさと終えて,翌朝6時に起きて勉強した。


最後の方なんか段々起きるのが早くなって,5時半ぐらいからやった。


そんな僕を見て周りの人たちも頑張るようになってきた。

というより,頑張る人だけが周りにいるようになった。


限界を超えるぐらいの勉強をした僕は,試験当日なぜか涙が出た。

それから2日間の試験は今までにないくらいの手ごたえを感じたのだった。


最終日の試験が終わり,家にかえると王子が待っていた。


「いよ~。どうだった?」


『ええ,ばっちりです。たぶんだいじょう・・ぶ・・』


「おいおい,お前緊張の糸が切れたみたいにクタクタじゃねぇか」


『え・・ええ。さすがに・・・つかれ・・ますた・・』


「そんなんじゃ集中して勉強できないなぁ」


『らいじょうぶですよ・・・・・たぶん・・・・』


「いや,だめだ。そこまで体を酷使したらかわいそうだろ。」

「よし。今日から3日間勉強禁止な。」


『へ?なにいってんですか・・・コレからもしもあるんでしゅひょ・・』


「ダメなもんはダメだ!今日から3日間は勉強せずにゆっくり休め」

「読書とか,ゲームとか,散歩とかな。勉強は学校以外でするな」


・・・王子の言っている意味を考えるのが面倒なくらい僕はボ~っとなった。


とにかく・・・いっこくもは・・・や・・・く・・・ね・・・・む・・・・zzzzz


【本日の宿題


勉強禁止!


48.僕は開眼する。  


かしこ