ここで言う「コユキ」とは日ハムの名手:田中幸雄氏ではありません。
確かに名前は田中幸雄といいますが,
野球はやりませんし,第一ずっと若い青年(少年?)です。
彼はBECKというグループでギター&ボーカルを担当しています。
愛用のギターはテレキャス。
彼は生まれ持った奇跡の歌声の持ち主で,
聴く人の心をグッと掴んで離さない魅力を持っています。
その歌声はあのダイブリのエディやマットをもうならせ,
最大級の野音,グレイトフル・サウンドでオーディエンスを熱狂させるほどです。
もとは全くイケていない平凡な中学生だったコユキくん。
道端で偶然に南竜介(後のBECKギタリスト)と出会う事で,
彼の運命は大きく動き出すのです。
え?ダイブリやエディなんて知らないって?
第一,BECKなんてバンド知らないとおっしゃる?
あ~・・すみません。
前置きを忘れていました。
実は漫画のお話です。
先日最終巻の34巻で完結した『BECK』の主人公なんです,コユキくんは。
ハロルド作石氏による超音楽系マンガです。
マンガの域を超えるほどのボリュームですな。
本当に音楽好きにはたまらないマンガでした。
全然パッとしないコユキが成長し,
それと共にスターダムに登っていくBECKの姿を,
イキイキと描いた青春音楽マンガの最高峰です。
ズブの素人だったコユキがギターを弾き始め,
決して諦めないという強い気持ちでギターを弾き,
下手なりに必死に努力する姿に涙を堪え切れません。
彼を見ていると,人は誰でも何かしらの才能を備えていると感じます。
どこまでも純粋に音楽を愛し,
どこまでも素直に人と接する。
マンガの主人公としてはそれ程キャラが立たないくせに,
読む人に感動を与えてくれたコユキくんに感謝ですね。
ちなみに作者のハロルド作石氏は他に
『ゴリラーマン』や『ストッパー毒島』などを手がけています。
特に『ストッパー毒島』は野球マンガですが,
なんかすごくホンワカしてて,よし俺も頑張ろう!と思える作品です。
またひとつ名作が完結してしまいました(涙)
かしこ