今週末,1本の実に興味深い映画が封切られる。
以前,テレビドラマで大好評だった『ガリレオ』の劇場版である。
タイトルは『容疑者Xの献身』。
まさかとは思うが,
万が一,いや億が一『さっぱりわからない』という方が
いらっしゃるかもしれないのでひとつ紹介を入れておこう。
【ガリレオ】~傑作~
原作は人気推理小説家の東野圭吾氏。
『探偵ガリレオ』『予知夢』などをテレビ用にアレンジして
事件⇒証拠集め⇒トリックを暴くというドラマスタイル。
作者自身が工学部出身だったこともあり,
かなり理系的なトリックを利用した新感覚のドラマだ。
基本的に犯人を探すのではなく,
トリックを科学的見地により実証していくところに
面白みが置かれている。
福山雅治演じる天才物理学者:湯川学と
柴咲コウ演じる内海薫による二人三脚のナゾトキだ。
色々な物証を集めつつ,現場検証をし,
突然ヒラメキ,計算式を書きまくって
最後にギター音とともに湯川博士の脳内でつながる。
その計算式は必要なのか!
というツッコミは誰も入れられないほど鮮やかな推理。
しかもそのトリックはドラマという娯楽の領域を遥かに超えており,
理科系が苦手な人にはなんとなくしか理解できないほどだ。
基本1話完結でタイトルもまた独特だ。
ちなみに例を挙げると・・・
第二章『離脱る』(ぬける)
第三章『騒霊ぐ』(さわぐ)
第八章『霊視る』(みえる)
などほぼ当て字読みだが,それがニクいほどかっこいい。
湯川博士曰く,
『全ての事象には原因があり,どれも科学で証明できる』
だそうだ。
つまり,私が今ものすごくその映画を観たいという
事象にもおそらく原因があるのだろう。
それは劇場に観に行き,博士に証明して頂くしかない。
ちなみに公開初日(10月4日)には特別ドラマも放映される。
『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』も是非ご覧頂きたい。
【参考】
『容疑者Xの献身 』
かしこ
