点数に結びつく勉強をする
夏休みに入りほぼ4週間が過ぎた。
のこり1週間で夏休みが終わってしまう。
いつもならあと1週間なんていったら
やれ宿題だぁ,やれ生活リズムだぁと
慌しい期間だけど今年は違う。
宿題は完璧に終わらせてあるし,
生活リズムも学校に行っているときと同じ。
朝6時30分には起きているので全く影響はない。
王子に言われたとおり,
当たり前のことを当たり前にやっているだけで,
こうも気の持ちようが違うものかと思ってしまう。
何せ,いつもなら
『あ~あ・・・夏休みももう終わりかぁ・・・』
『なんか学校行くのめんどくせぇなぁ・・・』
とため息・吐息まじりでダラダラしているはずなのだから
自分でもものすごく成長してると感じられる。
さて,お勉強はというと,計画どおりバッチリすすんでいる。
もうテキストも6周目を終えた。
王子が言うように何回も繰り返していると,
もうスラスラ短時間でできるようになってしまうのだ。
あと1週間で3周だけど,これも余裕。
3日間,2日間,1日にわけて3周する。
1日で1周するなんてはじめは考えられなかったけど,
今ならできそうな気がする。(っていうかできちゃう)
そろそろ朝晩涼しくなってきたなぁと
窓から空を眺めていると,王子が麦藁帽子をかぶってやってきた。
しかもご丁寧にランニングシャツに虫かごをぶら下げ,
手には虫取りあみを持っていた。
「いやぁこの町はまだ自然がたくさん残っているなぁ」
「ホレホレ見てみ。これが鬼ヤンマ。」
王子はおもちゃみたいにでかいトンボを手にとって,
キラキラ目を輝かせながら見せてきた。
『虫取りは楽しいですか?』
「はい・・・グスン・・・もうナンも言えねぇ・・・グスン・・」
「やっぱちょう気持ちいいです・・」
あ~,彼の真似をしてんのね。
確かにあれは感動したもんな。
「ところで勉強はどうなんだい?計画通り?」
『ええ,もちろんです。絶対9周終わらせます。』
「よしよし,いい感じで気合入ってるな」
「お前さんは何のためにそれ(課題)を繰り返しているんだっけ?」
『え~と・・・明けテストのためですね』
「そうだよな?点数を取るためにやってるんだろ?」
「何点ぐらい取るつもりなんだ?」
『結構とりたいですね。目標は一応オール90点で450点の10番以内です』
「ほう・・結構高めに設定したな。」
「必ず達成できるように頑張れよ!日本を代表してな!」
それがお前の金メダルだなと言わんばかりに
目を見開いて応援のまなざしを僕に送るのだった・・・
【本日の宿題】
明けテストで目標点を必ずとる
かしこ