夏休みの遊ぶ予定を立てる


王子に言われて渋々遊ぶ予定を考えてみた。


受験生なんだからやっぱり

遊ぶ時間なんてもったいない気がするけど・・・


え~とまずはお祭りだな。

よし,この日とこの日にお祭り行こう。


ほんでもって次はこの日はプールにでも行こう。


あっ!この日は大花火大会があったな。


はじめはぶつぶつ言ってた僕も,

カレンダーにある程度の遊ぶ予定がうまりだして楽しくなってきた。


さすがに受験生だけあって,

『友達となんとなく遊ぶ』というのは書かなかった。

そんな時間もったいないモンね。


『王子できましたよ。こんな感じで遊びます』


「お,できたか。どれどれ見せてみ」

「ふむ。いいんでないの。」

「よしじゃあ手帳に,全部予定と時間を細かく書いて」


なんだよ,王子もホントは遊びに連れて行ってもらいたいのかな?


僕はひとまず手帳に遊ぶ予定を書き込んだ。


『できました。』


「よし。あのな人間普通に生活していて無駄な時間ってどのくらいあると思う?」


『無駄な時間ですか?』


「そう。例えば別段見たくもないテレビをだらだら見たり」

「インターネットをなんとなくサーフィンしたり」

「一日の目的意識がない行動を寄せ集めるとなんと1時間半にもなるんだぜ」


『へ~・・・。ま,確かにそのくらいはボ~っとしたりしてますよね』


「ははは,お前は相変らずのんき君だな」

「一日90分を無駄にしていたら一年でどのくらい時間を垂れ流しているか計算してみ」


え~めんどいなぁ。。

え~と90×365だから・・・32850分か。あら,これってどうなの?


「どうだ?多分32000分ぐらいだろ?」

「それって時間に直すと約540時間,およそ3週間分になるんだぜ」


『えええ!3週間分ですか?』


「おう,一日一日をなんとなく過ごしていると実は一年で3週間分も損しているんだ」

「誰にでも平等に時間があるなんて甘えたこと言っていると残りの人生70年としても・・・」

「だいたい4年間は無駄に過ごすことになるんだ(笑)」


・・・それは深刻だ。もったいない。

『じゃあどうすればその無駄な時間ってなくせるんですか?』


「簡単なことさ。計画を立てて,実行すればいい」

「そのなんとなくをなくすために遊ぶ時間を先に決めたのさ」


『つまり・・・その・・・どういうことですか?』


「相変らずニブ助だな。」

「つまりお前が決めたその遊び時間と風呂と食事そして睡眠時間以外は・・・」

「オール勉強だ!」


がびーん!!


「え~と食事と風呂で2時間。睡眠8時間取るとして・・・」

「最低でも6時間,最高なら14時間一日にとれるな。」

「うひゃひゃひゃひゃ」


・・・おいおい。14時間て・・・尋常じゃないですよ。。。


「よし,ほんじゃ次はそれぞれ何をやるか細かく勉強の予定を立てようぜ」


やっぱりな・・・遊びを決めろというのはおかしいと思ったんだよ。


『あの~やっぱり・・』


「ダメ!もう変更は効きませんから」


夏の日差しと同じくらいアツイ顔で王子は僕に微笑んでいた。


あいたたた


【本日の宿題


夏休みの勉強の計画を細かく立てる


33.僕に休息はない!  


かしこ