学校のサクラ何個か咲いててん~
帰宅早々、みかんがうれしそうに報告してくれた。
へぇ、そうなん?
そうそう、今の時期のサクラって蕾がプクゥっと膨らんではちきれそうで、ポップコーンの弾ける前みたいやんな~<違
なんて話をしていたら、何やらニヤニヤムズムズしているみかん。
今朝の「TDL張り紙」では、
狂喜乱舞するみかんを想像していたパパっちが軽くダメージを受けるほど
意外と冷静に「やったぁ」だけだった彼女だが、
そんなにニヤけるほどうれしい事って何なん?
毎晩ママと算数プリントしてたやんかー
今日の学校のテストでな、そんな問題ばっかり出て
みかん、楽勝で100点やってん
塾でもな、100点やってん
気持ちいいなぁ、100点って…(しばし自分にうっとり)
なんですと?
中学受験を目指して塾へ通っていらっしゃるようなお子さんなら、今さら学校のテストで100点とるのは当然のことなのだろうが、みかんはうっかり失点が多く、なかなか100点の取れない子だった。
話はそれるが、ゴルフをされる方が良く使う言葉で、
ドライバーでも1打、パターでも1打
という表現がある。
それは、なんぼドライバーで300Y飛ばして、フェアウェイど真ん中にナイスショットしたからといって、グリーン上でほんの20cmのパターでカップインを決められなければスコアは伸びないということ。
まさに今のみかん(特に算数)はその状態だと私は認識していた。
文章題などがそのいい例で、解き方・考え方は正解なのに、途中の四則演算でミスれば決して正解にはならないのである。
レベル的にはまだまだだけど、まずは100点を取れた事がうれしいと思える事を喜ぼうと思った。
答案を見ると、案の定(今頃こんな問題やってていいのか?)と思えるテストだったのだが、その答案に、先日教えた方法で計算をしている形跡が残っていることが、素直にうれしかった。
よっぽどうれしいのか、鼻歌まじりに学校の準備をしているみかんが愛しくて、思わずぎゅうっとハグ…しかし、最近は照れちゃってすぐに逃げようとするから、私も負けじと羽交い絞めにしてみた(笑)
桜を咲かせるために、大きくぷくんと膨らんでいく蕾たち。
冬の寒さに耐えながらも、栄養を蓄えていくんだもんね。
小さな1歩だけど、そんな1歩を積み重ねていこう、みかん