市の芸術祭５０周年記念公演
「ミュージカルファンタジー後楽園」
が無事終了しました。
そもそも、このお話しをバレエ教室の
先生からいただいたのが、今年の４月。
次女ちゃんの大好きな、大好きな
Ｔ先生が振り付けをされる！
と聞いては、見過ごすわけにはいきません。
次女ちゃん、迷わずオーディションに
名乗りを挙げたのでした。
（う、、、受験生なんですが・・・）
７月末からレッスンが始まり
（その時の様子はこちらを見てね ）
留学中だった次女ちゃんは
８月から練習に参加。
たった３ヶ月でこれだけの舞台を
仕上げるなんて、
やっぱりＴ先生ってスゴイ！
舞台はね、岡山が誇る天下の名園、
後楽園の誕生物語と、
四季折々の美しい風景を、
楽しいミュージカルで表現。
造園の際に活躍した代官、津田永忠を
狂言回し（進行役）とし、邦楽、合唱、
オーケストラ、バレエ、ヒップホップ、
朗読、民謡、オペラ、日舞、お囃子、映像
・・・様々なジャンルがコラボしながら
舞台が進んでいきます。
もう、宝箱とビックリ箱をひっくり返した
ような見応えある演出です。
特に素晴らしかったのが、
進行役の若い女性の方！
バカ殿のようなチョンマゲスタイルですが
芸大（日舞）の出身で、名だたる賞を
いくつも受賞しているそうですよ。
そして、この方、何気にヒップホップの
子供たちと踊っていましたが、
その上手いこと！上手いこと！
芸達者とは、このことですね。
そしてもうひとり、やはりチョンマゲ姿の
家臣役がいたのですが、いきなり
ソプラノで歌いだしたのでビックリ仰天！
実はこの方が、ソプラノ歌手だったのです。
しかも、めっちゃ、美人！
まったく意表をついた演出が
楽しいこと、楽しいこと！
まだまだありますよ～。
三味線を弾き語りの民謡は
なんと、ただの三味線ではなくて、
エレキ三味線！
ヒップホップ調の民謡なんです。
これもＴ先生の演出なんだって。
黒い着物を着たお囃子３人組の
鼓の音（よ～ぉ、ポン！）が
妙にヒップホップや
ミュージカルの音楽にマッチして
テンションは最高潮！
アンケートを集計したら
「とても良かった」と「良かった」
が９８％という驚異的な
高評価だったのも、うなづけます。
お囃子の中に高校２年生の女の子がいて
日本の素晴らしい伝統文化を
こんなに若い子が受け継ごうとしている
姿を見て、とても感動しました。
お琴の年配の先生が、この年になって
邦楽以外の皆さんと競演できたことを
とても喜んでいらしたり、
オーケストラのお姉さんが、
舞台を見たくて見たくて、
演奏中に 何度も振り返りそうになった！
というエピソードを
話してくださったり・・・
そして次女ちゃんは、いろんな
お師匠さんから、
「あなたの踊りは素晴らしい」
「あなたに目が釘付けになったわ」
なんて、身に余るような誉め言葉を
いただき、上機嫌！
ジャンルは違っても、その道を
極めた人にだけ、ビビビッと
通じるものがあったんだそう。
（かなりおこがましい発言）
このレッスン中、
一度もイヤな思いをすることもなく、
メンバーがひとりも欠けることもなく
楽しく感動的な舞台を
終えることができました。
これもＴ先生のお人柄ですね。
次女ちゃんには
たくさんの、たくさんの
収穫がありました。
一生懸命お世話をしてくださった
市のスタッフのみなさんに
心から感謝したいと思います。
素敵な舞台をありがとうございました。
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