ひとり踊り終わるごとに
審査員の先生方から
寸評がいただけるという、
出る方にとっては、もちろん、
見る側にとっても、
とても勉強になるコンクールでした。
審査員席が2階!
というのも初めてだったかも・・・
それで場所取りに関するアドバイスが
多かったのかもしれません。
さてさて、前回の続きです。
私たちバレエ素人から見ると
何の申し分も無い、
一見、素晴らしい踊りに対して
審査員の先生方はどう
コメントされるのか?
とても興味ありますよね?
あ、でも最初にお断りしておきますが
これくらいのことなら
とっくに知ってるわ~!
っていう方も多いかも・・・
なにぶん素人なもので、お許しを~!
まず、キトリを踊られた方には
こんなアドバイスをされていました。
★音と体の動き(ポーズ)は、とても
よく合っていたと思う。
ただ、残念なのは、微妙に気持ちに
ズレがあった!
言ってること、わかります?
音楽と動きが合っていたのなら
問題ないじゃない?と思いませんか?
それがね、音の盛り上がるところと
気持ちを最高潮に持っていくところが
ズレていた!
ということらしいのですが・・・
う~ん、難しいですね。
次に何度も言われていたのが、
同じ振りが何回も続くケース。
★1フレーズごとに色を変えてごらん。
同じ振りは、だんだん強く、
まず、小さいおまんじゅうを食べて~
次は大きいおまんじゅうを食べる~
みたいにね。
(・・・って、例えがおまんじゅうですか!)
こんな言い方もされていました。
最初はこの色で~
次にあの色を混ぜたら~
最後はこんな色になりました~
みたいな感じ。
何度も同じ振りが続く所は
違う色で踊り分けてくださいね!
説明を聞くと、なるほど~!
と思いますが、それじゃ実際、
どうすればいいんでしょうね・・・
それを自分で考えるのが大切!
ってことですね。
それから、しっかり音楽にあわせて
正確に踊った子に対して・・・
★最初から最後まで、のべつまくなし
同じカウントで踊るんじゃなくて、
しっかり音をとるところ、
タメを作るところを工夫してごらん。
同じ雰囲気の中でも違いを出す。
音が変わるところは空気感をも変えて。
そして一位の方には・・・
★テクニックや基礎はそれでいいから
テクニックじゃないところで
どれだけ魅せることができるか
それを常に意識してごらん。
バレエって、奥深いでしょ。
これがわかってくると、もう
楽しくって楽しくって
バレエが辞められなくなるよ。
こんなアドバイスでした。
わが子が出場していないコンクールって
はじめて観に来ましたが、心静かに
純粋にバレエを楽しむことができました。
いやぁ、それにしても今回は、ほんと!
勉強になりました。
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