やさしさと思いやり | チェリーままのバレリーナ弁当

チェリーままのバレリーナ弁当

お弁当作りを 一生懸命やっていたら、
いつの間にか とても良い子育てになっていました。

地震、津波、原発事故・・・
ひとつだけでも大変な災害なのに
一度にたくさんの被害にあわれた方々が
一日も早く心の傷が癒え、
東北地方が復興されますよう願うばかりです。

思い起こせば3年前、長女がサッカーの
全国大会で、Jヴィレッジを訪れた際、
地元の皆さんが 寒い中、連日おうどんなどの
温かい食事を無料で提供してくださいました。

Jヴィレッジがあるのが広野町、
私たち保護者がお世話になった宿泊先が楢葉町、
娘が怪我をして運ばれた病院が双葉町。
毎日のようにテレビのニュースで聞く町名です。

親切にしてくださった皆さんは、
ご無事なのでしょうか?
当時の選抜チームの監督さんの呼びかけで
私も少しですが、募金をさせていただきました。

日本全国のみならず、世界中の国々から
たくさんの善意が寄せられています。
被災地においても、わずかな食料を分け合ったり、
小さい子供たちがお年寄りの肩たたきをしたり、
やさしさや思いやりにあふれたエピソードが
毎日繰り返しテレビから流れています。
それを見るたび、涙があふれます。

極限状態の中で、自分が生きるので精一杯
という状況で、はたして私にそんなことが
できるでしょうか?
あらためて、東北地方の方々のやさしさ、
粘り強さを思い知りました。

そして、毎日繰り返しテレビで流れる、
思いやりあふれるエピソードは、
もしかしたら、これからの日本を救うのは
「やさしさ、思いやりだよ!」という
メッセージなのでは?と思うようになりました。

もちろん、食料や燃料、仮設住宅といった
物質的援助が必要なのは言うまでもありません。
そして、被災地以外の地域に住む私たちも、
被災地への思いやりはもちろんのこと、
私たちの身近においても、やさしさ、思いやりを
今こそ発揮すべき時だと思います。

身近へのやさしさ、思いやりは
直接被災地には届きません。
でも今より2倍でも3倍でも、国民ひとりひとりが
やさしさを発揮することで
日本全体のやさしさパワーが上がり
被災地の方々に思いやりが伝わればいいな!
と思います。まずは家族から・・・