継承式は本部とは違う城で行われた。
(人、いっぱいだなぁ…)
ここで使われてるのは
イタリア語だ。
だから私には何を言ってるのかさっぱりだった。
取り敢えずリボーンくんに
「ありがとう→Grazie
すいません→Mi dispiace
こんにちは→Ciao」
だけ教えてもらった。
(こんなので本当に大丈夫かな?)
1人でいるのは怖いので
雲雀さんを探したけど
どこにもいなかった。
(群れるの嫌いだからなぁ…)
沢田さんには申し訳ないがずっと側にいさせてもらった。
すると、向こうから金髪の男の人が話しかけてきた。
「よっ!ツナ、頼綱誕生おめでとう!」
「ありがとうございます!ディーノさん!
あ、紹介しますね。
姫の天音ちゃんです。」
「河野天音です。よろしくお願いします!」
「おぅ!よろしくな天音!俺はこいつらの兄貴分のディーノだ。
キャバッローネの10代目でもある。
そういえば恭弥は?」
「雲雀さんなら外に行ってると思いますよ。
もうすぐ始まるから帰ってくると思いますけど…」
「相変わらずだな…
じゃぁまた後でなツナ。
天音も頑張れよ!」
「失礼します。」
いよいよだ。
私は舞台立っていた。
私の右横には沢田さんが
キアロさんの左横には9代目が立っていた。
雲雀さんは舞台そでの壁に寄りかかって立っていた。
私はキアロさんに言われた通りに右手の紋章をキアロさんの方に向けた。
キアロさんも同じようにして、紋章どうしをくっつけた。
目が開けられないほどの光りが溢れた。
すると私の右手には布が手袋のように覆われていて、中指には金の指輪がはめられていた。
その手袋にはまたボンゴレの紋章が浮かんでいた。
その瞬間銃弾が雨のように会場に撃ち込まれた。