学校にも慣れた頃、

私は並盛町にある産婦人科のある病院に来ていた。

たまたま日曜日だったため来れたのだ。

沢田さんは私の横でそわそわしてて落ち着かない様子だった。

(やっぱり心配だよね…)

そう今日は京子さんの出産日になりそうな日だった。
2時間前に分娩室に入ってそのままだ。

「ボスがそんな情けねぇ顔してんじゃねぇ、一番不安なのは京子なんだぞ。」

と言いながら沢田さんに蹴りをいれていた。

(痛そう…沢田さん…
確かにリボーンくんのいってる通りだ。
京子さん頑張って!!)

その瞬間分娩室から赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

「やった…!!」

看護師さんが分娩室から
でてきた。

「元気な男の子ですよ。」
沢田さんはとっても嬉しそうに赤ちゃんを抱いていた。



京子さんが病室に戻った。

「京子さん!
おめでとうございます!!」

「ありがとう天音ちゃん」

「沢田さん、赤ちゃんの名前どうするんですか?!」


「うーんずっと考えてたんだけど、『頼綱』ってどうかな?」

「頼綱?どうしてツッ君?」

「誰からも頼られるような優しい人間になって欲しいからと俺の字をどうしても入れたかったんだ。」

「頼綱かぁ…これからよろしくね!頼綱っ」

そう言って微笑む京子さんはとても幸せそうだった。





帰りはリボーンくんと2人だった。

(私も好きな人とあんな幸せな家庭を持てたらなぁ)

そんなことを思ってると
リボーンくんが横で笑っていた。

「もしかして読心術使ったの?!」

「いや…ついな…。」

「ついじゃないよ!!もう…」

「どうした?
雲雀がいなくて寂しいのか?」

雲雀さんは今ボックスの研究のためフランスに出張している。

寂しくないと言えば嘘になる。

そんなことを思ってるとまたリボーンくんに笑われた。

「お前本当に分かりやすいヤツだな。
おもしろいぞ」

(面白くないっっ!!)


そう思ってリボーンくんを睨むしかなかった。