八戸の義母が
帰った
 
 
田舎街の駅で
子供達と電車を
見送った
 
 
札幌で函館行きへ乗換
函館から八戸行きへ乗換
義母が自宅へ着くのは
夜、きっと9時位…
 
 
 
 
短い面会時間…
なかなか
離れたくない義母の姿を見て
 
 
病棟のロビーで
少し時間を潰し
遠方から来ている事を伝え
処置が終った後
もう一度面会させて
もらえる様に
看護師に頼んだ
 
 
 
短めに…と
 
 
 
再び面会する事が
出来た
 
 
 
十数年前…
父が
祖母を置いて
先立った時の事が蘇る
 
 
 
一人息子に
先立たれた祖母の
悲痛な姿
 
 
 
義母は何度も名前を呼び
また来るから
大丈夫だから
元気になるから
 
 
そう言って
拘束されている手を握り
涙を流していた
 
 
 
 
お母さん
そばにいたのに
ごめんね…
 
 
 
もっと
体に気をつけて
あげてたら…
 
 
 
 
言葉にならなかった…
 
 
 
義母は電車に乗る時
 
 
 
お姉ちゃんにばかり
辛い思いをさせて
ごめんね
ちゃんと食べて
それ以上痩せたらダメだよ
お姉ちゃんが
倒れたら大変だから…と
労いの言葉をかけて
くれた
 
 
 
旦那さんが
倒れた日
 
 
 
妹が出産した
 
 
生まれた赤ちゃんが
一時的な呼吸の障害で
一緒に退院する事が
出来なかった妹は
だいぶ落ち込んでいた
 
 
 
義母を送って
実家へ行き
妹に会った
 
 
 
この瞬間にも
世界中のどこかで
 
 
かけがえのない命が
誕生し
 
 
かけがえのない命が
消えていくのだろう
 
 
 
 
 
どんな命も
尊い
 
 
 
 
大嫌いだと感じる人にも
苦手だと思う人も
家族にとれば
大切な命だ…
 
 
 
そう思うと
 
 
 
苦手な人なんて
居なくなるし
苦手だと思うなんて
なんて身勝手で
自己中な考えなんだろうと
思った
 
 
 
世界中が
愛で溢れたら
 
 
 
 
みんなが幸せに
なれるのにね
 
 
 
命を大切にしたら
 
 
 
みんなが幸せに
なれるのにね
 
 
 
 
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