アヤ・・・
それは突然の出来事だった・・・
介護体験が終わり、電話どころかメールさえも
なかったアヤからの突然の電話・・・
俺「もしもし?」
アヤ「・・・お久しぶりです・・・
覚えてますか?」
俺「・・・うん。アヤだろ?」
アヤ「そうです♪今、何してたんですか!?」
俺「今?・・・ベッドの中でぼぉ~っとしてたw」
アヤ「相変わらずですねw」
俺「どういうことだよ?(▼Д▼#)
・・・それで、アヤは!?何してたの?」
アヤ「私もベッドの中でぼぉ~っとしてましたw」
俺「なんだよ!!人のこと言えないじゃん!?w」
アヤ「ですね(〃⌒∇⌒)ゞアハハ・・・」
俺「ハハハ・・・w」
アヤ「ところで、最近さっちゃん(サチ)と
連絡取ってますか?」
サチか・・・
俺「サチ?・・・なんで?取ってないけど。
むしろ、ケータイの番号も
教えてもらってないんだけどw」
番号知っててもかけれる状態じゃないしね・・・
アヤ「あっ・・・そうでしたねw
さっちゃんに嫌われてましたもんねw
車に乗ろうともしなかったしw」
俺「・・・うん・・・まぁ・・・
(そういうことにしとこうか・・・)」
アヤ「ん?何かさっちゃんとあったんですか!?」
俺「えっ!?・・・いや!!何もないけど・・・」
アヤ「そうですか!?wまぁ、いいですけどw
それで、久しぶりに皆で会って
お話したいなぁ~って思ってて・・・
とりあえず、あなたに電話してみましたw」
俺「とりあえずって何だよ?w」
アヤ「アハハ・・・まぁ、いいじゃないですか?
どうせ、まだ流和ホームにも
お礼しに行ってないんでしょ?」
俺「・・・お礼?」
アヤ「そう!あなたが来る前にも
介護体験者いたじゃないですか?
その人もお礼しに来てたしw」
俺「そうなの?」
アヤ「そう!ほらっ!?
あなたが介護体験してる時にスーツで
来てた男の人いたじゃないですか?」
俺「えっ!?・・・覚えてないなぁ~・・・いつぐらい?」
アヤ「多分、木曜だったかな・・・
黒縁の眼鏡かけた、身長が165cmくらいの・・・」
俺「・・・
あ~っ!いたいた!!
俺、とりあえず挨拶したもん!!
誰か知らなかったけどw」
アヤ「その人!!
あなたと同じ大学なんですよ?」
俺「えっ!?そうなんだ!?
だから頭良さそうだったんだぁ~w」
アヤ「はぁ!?(▼Д▼#)イヤミ~!!w」
俺「ハハハハハ・・・((´∀`)) 」
アヤ「・・・それで、私たちもお礼しに
行きませんか!?
職員さんにはいろいろとお世話に
なったじゃないですか!?」
俺「あぁ・・・まぁね・・・わかった!!
ゆきちゃんには俺から連絡しとくから!」
アヤ「・・・あ・・・そうですね。」
俺「ん?・・・
やっぱ、ゆきちゃんのこと嫌ってるんだ!?」
アヤ「まあ・・・そうですね・・・」
俺「だろ!?てか何で!?(▼Д▼#)
そもそもアヤから喧嘩売ったんじゃん!?
ゆきちゃん、ホントはすごくイイ子なんだよ!?
それがあんなことになっちゃって・・・
俺もびっくりしたけど・・・」
アヤ「まぁ・・・あの時は私も熱くなっちゃってw」
俺「そういえば、聞くの忘れてたけど、
二人の間に何があったの!?
なんであんなことしたのさ!?」
俺は、暗に何故、お弁当に差をつけ、
ゆきちゃんを不愉快にさせるようなことを
したのか問うた。
アヤ「それは・・・さっちゃんから聞いてません?」
俺「・・・ん!?もしかして・・・
最終日の帰りがけ、
サチと俺の間にあったこと・・・
聞いちゃったの!?サチから・・・」
アヤ「えぇ・・・まぁ・・・」
俺「何!?・・・じゃあ、お前・・・
さっきから知らないふり
してたのかよ!?(▼Д▼#)」
アヤ「はい♪すいません♪
ちょっと遊んでみましたw」
俺「ムカつくヤツ・・・」
アヤ「ごめんなさい(>_<)
だから・・・お願いします!!
デートして下さい!!」
俺「いやいやいやいや・・・
だから、サチから聞いてない!?
俺・・・彼女いるんですけど・・・」
アヤ「知ってますよ!?」
知ってるんかい!!( ̄ロ ̄lll)
そして、知ってて誘ってるんかい!!Σ(´Д`lll)
アヤ「まぁ誰かは教えてくれなかったって
言ってましたけど。
でも・・・さっちゃんの引っかけにも
よくグラつきませんでしたね!?w
さっちゃん、あんなにカワイイのにw」
えっ!?Σ(´Д`lll)
俺「えっ!?ちょっと待って!?
引っかけって何!?」
アヤ「えっ!?聞いてなかったんですか!?」
えっ!?Σ(´Д`lll)
まさか・・・
まさか・・・
俺「まさか・・・サチの告白って・・・
引っかけだったの!?」
アヤ「そうですよ☆あなたの好きな人を
教えてもらうために演技してくれたんですよ!?」
ガ━━━(´OдO`|||||;)━━━ン!!!!
俺「そそそ、そうなの!?
なんだよ・・・あいつ・・・Σ(´Д`lll)」
アヤ「まぁまぁまぁ・・・
私が頼んで引き受けてくれただけですから・・・
許してあげてください☆
ほら・・・さっちゃんって姉御肌だからw」
俺「はぁ!?
ただのおせっかい女の間違いだろ!?」
アヤ「・・・もしかして、怒っちゃいました!?」
俺「当たり前だろ!?
ずっとお前等に騙されてたんだから・・・」
アヤ「・・・ホントにごめんなさい!!
それくらいどうしてもあなたのことが
知りたかったんですよ!?(T□T)うぅぅ・・・」
俺「わ・・・わかった、わかった!!
だから、泣くなって・・・」
アヤ「うっ・・・うっ・・・(;´Д⊂はい・・・
でも、彼女ってホントに誰なんですか!?
やっぱりゆきさんなんですか!?(ノД`)」
俺「いや・・・あの・・・」
やばい・・・
やっぱりそこに行きつくんすか・・・( ̄ロ ̄lll)
俺「それは・・・あの・・・」
アヤ「やっぱりゆきちゃんなんでしょう!?(ノД`)」
俺「・・・」
アヤ「やっぱりそうなんだ・・・(T□T)」
まずい・・・何とかごまかさねば・・・( ̄□ ̄;)
俺「てか、あの人、
前の介護体験者だったんだね・・・
でも、学生の割に老けてたねw」
アヤ「ひっど~い!!
あの人、すっごくいい人なんですよ!?
鳥越さんって名前で!!
私、8月の上旬から実習始まってたから
知ってるんですよね♪
鳥越さんも8月の上旬で、
1週間一緒だったから!!」
俺「へぇ~・・・てかそんな実習長いんだ!?
アヤ、何ヶ月あったの!?」
アヤ「・・・ホントは1ヶ月だから、
8月いっぱいだったんですけど・・・
8月の後半にちょっとサボっちゃって・・・
だから、私だけ延びたんですw」
俺「マジで!?
・・・てかサチも実はそうだったりして!?w」
アヤ「違いますよ!!さっちゃんは8月下旬から
9月上旬までの2週間だったので!!」
俺「ごめんごめん!!
じゃあ、サチにとっては介護体験に来たのは
俺とゆきちゃんが初めてだったんだね~・・・」
アヤ「そうですよw」
だから、1日目にいろいろサチから聞かれたわけね・・・
(まだまだアヤとの長電話は続く・・・)