彼女「せんせぇ、この後、せんせぇの家に行ってもいいですか?」
・・・!!
俺「ど・・・どうして?」
彼女「プレゼントも買い終わったし、いいでしょう!?」
・・・いいのかなぁ・・・
でも・・・
別に何もしなければ・・・
いいよね・・・
そう思って、
俺「いいよ」
と返事をした・・・
食事が終わり、俺たちはレストランを後にして、
俺の家に向かった・・・
俺「でも・・・俺の家、何もないよ?いいの?」
彼女「いいんですよ!ちょっと人ごみに疲れちゃっただけだから・・・
少し、休みましょうよ(○・∀-)ノ 」
俺「あっ!そうなんだ!」
そうして・・・家に着いた・・・
俺「ココだよ」
彼女「へぇ~!」
俺「普通の家だろ?w」
彼女「はい、でもそれがいい感じ♪」
俺の家はどこにでもあるような
普通の大きさの普通の家・・・
ガラガラガラガラガラ・・・
玄関を開く・・・
俺「どうぞ♪」
彼女「お邪魔します♪」
俺「部屋は2階だから、ついて来て?」
彼女「はい☆」
そうして、俺の部屋へ通す・・・
俺の部屋は、
南の窓に沿って、ベッドを配置し、
北側にTVを置いている。
後はステレオと机が西側にあるだけ。
至ってシンプル。
彼女はすぐにベッドに座った・・・
俺も隣に腰を下ろす・・・
俺「大丈夫?」
彼女「ちょっと疲れちゃった・・・
せんせぇのベッドに横になってもいいですか?」
俺「いいよ」
そう答えると・・・
彼女は俺の枕に頭を載せ、俺の方を向いて寝ころんだ・・・
俺は彼女の頭を黙って撫でる・・・
彼女は身体を「く」の字にして、気持ち良さそうに
俺に身を任せている・・・
寝ころんでいる彼女の胸元からは、
チラリとブラが見え隠れしている・・・
(まぁ・・・見えてもいいブラらしいんですが・・・)
ミニスカートも、少しめくれていて・・・あれが見えそう・・・( ̄ロ ̄lll)
やばい・・・( ̄ロ ̄lll)
したくなってきちゃった・・・( ̄ロ ̄lll)
これは・・・
もしや・・・
作戦!?ヽ(゜△゜lll)ノ
だとすると、これは強烈です・・・
抱きしめたい衝動に駆られながら・・・
俺は、とりあえず、彼女から離れるため、
俺「何か飲みたいものはある?」
と聞いてみた・・・
しかし、
彼女「ないです」
と答えられ・・・
また・・・振り出しに・・・
このまま無言でいると、間違いなく誘惑に負けそうだ・・・
そう思い、俺は別のことを考えるのに必死だった・・・
その時!!
彼女「きて・・・」
きて
きて
きて
きて
きて
・・・
決定的な誘惑の言葉が・・・_| ̄|○
俺「サヤ・・・」
彼女「せんせぇ・・・」
俺「サヤ・・・ダメだよ・・・」
俺は彼女にわからないように
ポケットに手を突っ込んで、
思いっきり、自分の太ももをつねっていた・・・
理性をキープしようとして・・・
彼女「・・・やっぱり、ダメかぁ~」
彼女はそう言って起き上がった・・・
ダメじゃないよ・・・
かなり、ヤバかったよ・・・
誘惑に負けないように、思いっきり太ももつねってたんだよ?
見る?
きっと真っ赤になってるよ!?
そんな言葉を心の中だけで呟き、代わりに俺は別のことを言った・・・
俺「・・・ちょっと早いけど、プレゼント交換しようか?」
彼女「はい☆」
そうして、俺と彼女は互いの指に指輪をつけ合う・・・
俺が、彼女の右手の薬指につけようとすると・・・
彼女「ダメ!!左手がいい!!」
そう言って、右手を引っ込め、左手を差し出した・・・
俺「いいの?」
彼女「うん(*^∀^*)/エヘッ 」
そうして、俺は、彼女の左手の薬指に指輪をつけてあげた・・・
それだけで、何か聖なる行為をしたかのような錯覚に陥った・・・
結婚式って、こんな感じなのかな・・・
そして、彼女も俺の薬指に指輪をつけてくれた・・・
彼女「この指輪、大事にしますね☆」
俺「俺もだよ☆サヤ☆」
それから、6時になり、
俺たちは高台の公園に足を運んだ・・・
日没は早くなっていた・・・
既に辺りは暗い・・・
ここは夜景がキレイなスポット・・・
まだ、時間が早いため、人はまばらだ・・・
もっと遅い時間になると・・・
辺りは闇一色になり、
夜景を際立たせるのだが・・・
俺たちに許された時間は後少ししかなかったため、
これが限界だった・・・
それでも、
彼女「キレ~~~~(・∀・)゜+.゜」
と言って、素直に感動する彼女の純粋さが、
すごく可愛かったんだ・・・
俺「俺、サヤのこと、一生守るよ・・・」
彼女「せんせぇ・・・」
俺「だから、俺にこれからもついて来て欲しい」
彼女は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに微笑みながら、
黙って頷いた・・・
きっと・・・
これからも・・・
うまく付き合っていける・・・
そう思ったんだ・・・
しかし、次の日・・・
信じられないことが突然起こった・・・
彼女が入院したんだ・・・