2001年12月23日(日)
快晴
俺とサヤは午前10時に待ち合わせた
場所はサヤの家の前・・・
クリスマス・デートとあって、サヤはいつも以上に
服には気合を入れていた・・・
背中がパックリと開いたセクシーなピンクのセーターの首には
ブルガリのネックレス
赤いチェックのミニスカートに
黒いブーツで・・・
助手席に座ってから、サヤは足を組んだのですが・・・
スカートが短すぎて・・・
その・・・
あれが・・・
見えそうでした・・・
すぐに彼女は、俺の手をつないできます・・・
手をつないだまま片手でハンドルを操作し、出発します・・・
今日は、車で1時間ほど離れた隣県の商業都市まで
お互いのプレゼントを買いに出かけます
俺もサヤもテンションがヤバいです・・・
なぜか、今日は手をつないだ瞬間から、
彼女を抱きしめて、キスしたくなったくらい
サヤも右手で俺の手を握ったまま、
身体を寄せて、ずっとぴったりしています
上目遣いで、頬を赤らめながら、ずっとこちらに
微笑みかけてきます
特に大した会話もしてないんですけど、
この特別な日に二人で一緒にいることが、
お互いを異常に幸せにさせていたのかも・・・
そのうち、我慢ができなくなったのだろうか・・・
サヤが俺の左手を、自分のスカートの中へ持って行く・・・
俺の左手が、サヤの若くて、張りのある太ももに触れる・・・
ヤバいくらいの艶に、俺はそのまま彼女に全て身を任せて、
楽になりたいと真剣に思った・・・
でも、もし、ここで楽になったら、俺たちは取り返しのつかない
ところまで一気に突き進んでいくことは間違いなかった・・・
そして、サヤもそれを望んでいた・・・
俺は、残りわずかな理性を、右手に集中させ、
無言のまま運転に集中しようとした・・・
その間も彼女の攻撃は止まらない・・・
俺の左手を太ももに押しつけていたかと思うと、
さらに、左腕にサヤの弾力のある胸を押さえつけてきた・・・
俺の左腕は完全にサヤに抱きしめられる形になり、
俺の左腕全体にサヤの温かみが見る見る間に伝わってきた・・・
彼女「気持ちいい・・・?」
俺「あぁ・・・」
彼女「もっとしてあげるね・・・」
そう言って、彼女が俺の左手を、太ももから、さらに上にずらそうとした・・・
その瞬間!!
俺の理性がこれ以上はヤバいと
警報を鳴らした!!
俺の左腕は、抵抗し、それ以上、奥に進むことを許さなかった・・・
サヤも、あきらめ、すぐに俺の左腕を残念そうに解いてくれた。
彼女「どうでした?」
彼女がいたずらっぽい笑みを浮かべて、俺に語りかけてくる・・・
しかし、俺には言葉を返す気力が残っていなかった・・・
自分の気持ちを整理するのに、精一杯で・・・
しばらく、
ぼぉ~~~~~~~~っ( ̄ロ ̄lll)
としていた・・・
彼女は無言で優しい笑みをずっと浮かべていた・・・
これじゃ、どっちが年上かわからない・・・_| ̄|○
その後、彼女が気を遣って、ずっと俺の頭をなでてくれていた・・・
しばらくして落ち着いた俺は、何事もなかったかのように、
サヤの肩を抱き寄せた・・・
攻撃は最大の防御・・・
左腕で、サヤの肩を抱いているため、
さっきのようなことはサヤにはできなくなった・・・
肩を抱かれたサヤは、俺の身体に頭をちょこんと載せて、
リラックスしているようだった・・・
目的地のショッピングモールに着いて、
俺とサヤは当然のように手をつないで、歩き始めた・・・
今日は、予想通り、人ごみがすごかった・・・
皆、カップルや家族、友達との楽しいひとときに夢中で、
幸せな時間を過ごしているようだった・・・
俺「人が多くて人酔いしそうだね・・・」
彼女「そうですね・・・」
俺「どこで、プレゼント買おうか?」
彼女「あっ!ここに案内図がありますよ?」
俺「ホントだ!ジュエリー関係は・・・」
俺たちは、お互いのプレゼントに指輪を買うことにしていた・・・
ペアリング・・・
彼女が付き合い始めた当初から望んでいたもの・・・
俺「あった!ココ!」
彼女「ホントだ!一階ですね☆」
一直線にそこに向かった・・・
店員さん「いらっしゃいませ」
そのお店には、すでにカップルが二組いた・・・
一組は結婚も近いような20代後半のカップル・・・
もう一組は20代前半・・・
というわけで、最年少カップルの入店ですw
俺「どれにしようか?」
彼女「これがいいです☆」
彼女が見つけたのはシンプルなシルバーリング。
俺「そうだね。俺もシンプルなのがいいし!じゃあ、これにしよう。」
そういうわけで、すぐにプレゼントを購入することができた・・・
彼女「人が多すぎて、人酔いしそうだから、車に戻りませんか?」
俺「そうだね」
俺と彼女はそのまま、近くにあった階段を上り始めた・・・
車は屋上に停めていたから、一番上まで上れば、屋上に出る
だろうという考えで・・・
なんで、ここだけ明かりがないのか不思議だったが、
一番上まで来て、それがわかった・・・
一番上にある扉を開けようとした時、
その扉にはなぜか鍵がかかっていて、開かなかったんだ・・・
扉の表示をよく見ると、「機械室」と書いてあって・・・
扉の向こうからは、無機質な機械の音が
ゴォォォォ・・・・
と絶え間なく聞こえてきていた。
そこは所謂、従業員用・・・とりわけ、
機器の保守・点検用の、裏口の階段だった・・・
引き返すには、また、下りなければいけなかった・・・
俺「・・・間違えたみたいだね・・・」
彼女「そうですねw」
俺「下りようか?」
そう言って、引き返そうとした瞬間、
サヤが俺の手を引っ張った・・・
チュッ・・・
俺がそれでも何事もなかったかのように下りようとすると・・・
彼女「ここでチュウしよぉ~」
そう言って、彼女は俺の首に手をまわした・・・
確かに、ここなら誰も来ない・・・
来たとしても、階段の音でわかる・・・
サヤは早くも俺を抱きしめて、俺の身体を感じ始めていた・・・
ずっと我慢してきたんだろう・・・
彼女は、すでに自分の世界に入っていた・・・
彼女「・・・ハァ・・・・・・・・・ハァ・・・」
彼女の息遣いが荒くなっていく・・・
そして・・・俺の我慢も限界に近づいていた・・・
たまらなくなって、彼女の背中に手をまわす・・・
手をまわすと、彼女は背中の開いたセーターを着ていたため、
彼女の背中に直で触れることができた・・・!!
いかん!!いかん!!( ̄ロ ̄lll)
そう思って、断腸の思いで手を離し、彼女の身体を優しく押しやった・・・
俺「そろそろお昼だね・・・行こうか?」
彼女「いや!まだ行きたくない!」
彼女がダダをこねる・・・
俺「だめだよ・・・せっかく、レストランを予約してるんだから☆」
彼女「えっ?そうなの?」
俺「あぁ!だから、遅れたらダメ!」
彼女「じゃあ、遅れるって電話すればいいじゃないですか?」
俺「・・・
それに、これから感じ合って、サヤの髪型とかがボサボサになったら
イヤだろ?w
せっかくのフレンチだから、キレイにして行かないと☆」
そこで、彼女は一瞬ひるんだ!
俺はその一瞬を見逃さなかった・・・(・∀☆)キラッ
チャンスとばかりに、彼女の腕をグイッと引っ張って、
階段を下り始めた・・・
彼女「チェッ!!・・・もうちょっとだったのにな・・・」
彼女がそう呟いたのを、無視して、俺たちは車に戻り、
レストランに向かった・・・
昔から人気のある小さなレストラン・・・
そこで、人気のビーフ料理を食べていた・・・
その時!!
彼女は突然、こう切り出してきたんだ・・・
彼女「せんせぇ、この後、せんせぇの家に行ってもいいですか?」
・・・!!