彼女が俺を抱きしめた夜が過ぎて、
また、気が重い平日が始まった・・・
休み明けって・・・なんでこんなにきついんでしょうね?
それに比べて、サヤは元気♪元気♪
日課のおはようメールがくるのは6時半!!
そして、朝一発のおはようメールから、ハートだらけw
彼女「せんせぇおはようちゃんと起きれてますかぁ?
遅刻しちゃダメだぞぅ(*^∀^*)/エヘッ 」
そして、彼女は7時には学校に登校してるんですね・・・
朝の補習があるらしくて・・・
てか!!中学校から、朝の補習なんて!!_| ̄|○
かわいそうすぎなんですが!!(T_T)
しかし!!
彼女は学校大好き!!
勉強大好き(?)なんですね!!
毎日が楽しそうで・・・イキイキしてるのがメールでの
『ザ・実況中継~彼女の中学校生活~』からもわかりますw
まぁ・・・
友達との恋バナに始まり・・・
友達との恋バナに終わるんですがねw・・・
特に今日なんか・・・休み明けには・・・
友達にもいろんな出来事があったらしく・・・
彼女『昨日、エリカちゃんが6回連続でやったんだって!!
すごくないですか??(>_<)』
ちなみにエリカちゃんは27歳と付き合ってるっていう同級生
らしいんですが・・・( ̄□ ̄;)
6回ってゆーのは・・・
その・・・なんだ・・・
日曜日は一日中、ラブホだったらしく・・・
まぁ・・・そういうことなんですが・・・
特に俺からのコメントは返せません・・・il|li_| ̄|○il|li
彼女『マユちゃん、検査したら、やっぱり妊娠してたんだって(>_<)
今度の土曜日、堕ろすらしい!!』
マユちゃんっていうのは、同級生と付き合っているらしいんですが、
毎回、中で出されてたらしいので・・・
まぁ、できるのは当然と言えば当然なんですが・・・
俺『ちょっと、待って?この前もマユちゃんて子、堕ろしたとか
言わなかった?』
彼女『そうなんです(>_<)今年の夏に堕ろしたばかりだから、
貯金なくて困ってるらしいです!!』
・・・って、おい!!(#゜Д゜)ゴルァ!!
何回も同じことやってんじゃねーよ!!(゜Д゜#)ゴルァ!!
さらに疑問なんですが・・・
それって・・・貯金の問題ですか??( ̄□ ̄;)
彼女『キョウコちゃん、この前の合コンで知り合った男と
しちゃったら、性病にかかったらしい(>_<)
クラミジアなんだって!!』
・・・il|li_| ̄|○il|li
この人たち・・・
ホントニ中学生デスカ・・・?
という、俺の人生観が揺らいでしまうようなお話が
毎回のように流れてくるので、当時は正直びっくりしてました・・・
今の子って・・・早いんだなぁ・・・
いろんなことを体験するのが・・・ってね・・・il|li_| ̄|○il|li
その流れではないんですが、サヤが親友のナナを連れて、
この日の放課後は俺のところへやってきました・・・
どうやら、ナナはサヤの彼氏がどんなか
見てみたかったらしいんですが・・・il|li_| ̄|○il|li
俺もいきなり、サヤから『今日、友達連れてきていい?』って
メールきたから、びっくりしたんですけどね・・・
駅で待ってると、サヤとナナが登場!!
ナナは身長162cmある、すごく細い子で、
髪は胸まである黒髪&ストレート!!
全体的には、髪型を含め、資生堂のマキュアージュのCMに出てる
栗山千明さんっぽかったんですけど・・・
それをもっと子どもっぽくした・・・そんな雰囲気でした・・・
ナナ「こんにちわ☆」
俺「こんにちは!」
すると、ナナが突然、サヤに耳打ちしてます・・
ナナ「(ごにゅごにょ)・・・」
すると、サヤが頬を赤らめて、
サヤ「もぉ~!」
とか言ってて・・・
即効で俺は、蚊帳の外です・・・il|li_| ̄|○il|li
そんな俺の気持ちを察したのか、
ナナはさっさと「じゃあね!」と言って帰っていきました・・・
ホントにアンタの目的は、俺の顔を見ることだけだったのね( ゜д゜)・・・
ま、まぁ・・・俺も何も期待してないけどさ・・・
ナナがいなくなって・・・
俺「サヤ?さっき、何て言ってたの?あの子・・・」
って聞いてみたら・・・
彼女「なんか・・・やっぱり年上はイイみたいなこと言ってました
後、早くしなよとかw」
へっ?・・・( ̄□ ̄;)
なんだ、それ?
俺「何?もしかして、せかされてんの?」
彼女「違います、違います
私がせんせぇが落ちない~って学校でグチってたからですよ」
俺「・・・あっ・・・そ・・・( ̄□ ̄;)」
彼女「それで、ナナからちょっと頼まれてることがあるんですけど、
せんせぇ、ちょっと聞いてもらえますか?」
・・・嫌な予感・・・
俺「な・・・何?」
彼女「実は・・・ナナも年上の人と付き合いたいらしくて・・・
せんせぇに紹介してもらえたらありがたいなぁ~なんて
思ってるんですけど・・・
ダメですか??」
俺「えっ?( ̄□ ̄;)・・・それなら先輩に
頼んだ方がいいんじゃない?
俺の知り合いと言えば、
大学生しかいないよ?」
彼女「はい☆大学生がイイらしいんです!!」
え~っ!?( ̄□ ̄;)
大学生って・・・そんなにイイの?
俺「なんで?」
彼女「いやぁ・・・単に年上がイイらしくて・・・
それも最低5歳以上、年上がイイらしいです!!」
俺「マジっすか?( ̄ロ ̄lll)」
でも・・・誰かいたかな・・・
この前のアンケートでは
俺と彼女の交際は皆、反対してたはず・・・
一人を除いて・・・
一人・・・
あっ・・・いた!!
滝雄くんが!!
滝雄くんは、沖縄出身で、かなり彫が深く、
平井堅さん似で・・・男も惚れるような男前・・・
しかも、心が広く、面倒見も良いので
男女問わず、多くの人に尊敬されてる人・・・
しかし、なぜか、彼女はいません・・・
彼なら・・・ナナも気に入ること間違いナシ!!( ´∀`)
俺「OK!・・・一応、聞いてみるよ!」
彼女「ホントですか?ありがとうございます!!」
ということで翌日・・・
俺「滝雄くん?ちょっといい?」
滝雄くん「おう!なんだ?改まって・・・」
俺「実は、女の子を紹介したいんだけど・・・いい?」
滝雄くん「いいけど・・・なんで?」
俺「なんか・・・彼氏が欲しいらしくて・・・」
滝雄くん「あぁ!そういうこと!!
なら、俺も彼女欲しいからいいよ?」
俺「ホント?じゃあ、また、日にちが決まったら連絡するね☆」
ということで、そのことをサヤに伝えると・・・
即効で会う日にちが決まったわけです・・・
今日の放課後に・・・w
俺「滝雄くん!今日の放課後は大丈夫?」
滝雄くん「大丈夫だよ!でも、最近、寒いから俺の家で
いいかな?沖縄人には本土の冬は堪えるさぁ~」
俺「OK!w」
ということで放課後・・・
滝雄くんの家にサヤとナナを連れて行きます・・・
俺は、6時から塾があったので・・・
少しだけしか時間はとれなかったんですが・・・
まずは、挨拶です・・・
俺「こちらが、俺の彼女のサヤと、その友達のナナ・・・
で、こちらが滝雄くん」
滝雄くん「あぁ、よろしく・・・まぁ、中に入って!」
サヤ&ナナ「おじゃましまぁ~す☆」
滝雄くん「何飲む?紅茶、コーヒー、お茶あるけど?」
俺「あっ、ごめんね・・・じゃあお茶で!サヤとナナは?」
サヤ「私もお茶でイイです!」
ナナ「私も!」
ということで、お茶を注いでくれた滝雄くんは、
お菓子に沖縄名産の黒糖を添えて出してくれた・・・
俺「悪いね!」
滝雄くん「いいよ!いいよ!サヤちゃんもナナちゃんも
まぁ飲んで!黒糖もおいしいよ?」
サヤ&ナナ「ありがとうございます!!」
サヤ「滝雄さんって、沖縄出身なんですか?」
滝雄くん「そうだよ!だから、この季節、寒くて!寒くて!
外にあんまり出れないんだ!!」
サヤ&ナナ「アハハ・・・」
俺「そういえば、今日はバイトは?」
滝雄くんは服屋でバイトしてます・・・
滝雄くん「5時からあるよ!
だから、ごめんね?今日はゆっくりできないけど?」
時刻は4時です・・・
サヤ「いいんですよ!こちらこそすいません!
忙しい時にムリ言っちゃったみたいで!」
ナナ「すいません!」
滝雄くん「いいよ、いいよ!また、遊びにきてね!」
サヤ&ナナ「はい☆」
そして、しばらくして、すぐにバイトの時間になり
その日は解散・・・
後で、サヤから、『ナナが滝雄さんのこと気に入っちゃって・・・
今度二人で会いたいそうなんですが、
滝雄さんに伝えてもらえませんか?』
とメールが来たので、滝雄くんにそう伝えると・・・
滝雄くん「ごめん!!やっぱり中学生はムリですm(__)m
彼女さんの方はとても中学生に見えなかったから付き合えるんだけど、
ナナちゃんはどう見ても、中学生にしか見えなかったんだ・・・
だから、うまいこと言っておいてくれないか?ゴメンな」
やっぱり、滝雄くんは固い・・・
そういうわけで・・・
ナナにはあきらめてもらいました・・・
しかし、そのわずか1ヵ月後には、しっかり年上の彼氏を
作ったナナ・・・
その彼氏の年は・・・
なんと!!
32歳!!( ̄□ ̄;)
年の差なんと!!
17歳!!il|li_| ̄|○il|li
この人たち・・・
どこまで、年上好きなんでしょうか・・・
そして・・・よくそんな年上と出会えたなぁ~と、
謎は膨らむばかりです・・・
そして、
俺の人生観はまたもや変わってしまいました・・・(;゜д゜)ポカーン
これだけ、18歳以上と18歳未満が普通に付き合ってて・・・
さらに日曜日にラブホ通いという普通じゃない情報を聞いてると・・・
俺も・・・
サヤとしてもいいのかな?と・・・ちょっとだけ思ったりなんかして・・・
俺の理性という名の「壁」は日に日に・・・
低く・・・
低くなってゆくのだった・・・( ̄ロ ̄lll)