2010年7月17日




この間、TAKA村という芸人主催の大喜利ロマネスクというライブにMCで呼ばれまして。
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その日、ライブ中にカツラを取るくだりがありまして、

カツラを取って、その辺に置いて進行してたんで、カツラを忘れて帰ってしまったんです。


タカちゃんからメールが来まして、「カツラ忘れていってますんで、僕が預かっておきますね」とのこと。


いついつまでにはカツラいるな~という思いがあったので、いつタカちゃんに会いに行くか算段を立てておりまして、

結局、今日のライブが終わり次第、タカちゃんの最寄り駅まで取りに行こうと思いまして、

タカちゃんにメールしました。


「タカちゃん今日はバイトなん?にひひ

バイトやとしたら何時まで?音譜


そしたら返事が、

「今日は家にいますよ。夜から用事があるんで」


まあ正直、この時点で時間に触れてないことがちょっとだけイラッとするんですが、まあまあ相手にも色々都合はありますから。寝起きとかね。

再びメールしました。

「夜は何時まで用事あんの?」


そしたら返事が。

「夜から用事があるので今は空いております。説明足りなくてすいません」



おどれは何を言うとんねん!!www


説明足りなくてすいません、じゃなくて、今、説明がないねん!w

時間聞いてんねんから、時間で返してこいや!




いやいや、それでもカツラ忘れた僕が悪いわけですから。

タカちゃんも寝起きかもしらんしね。

寝起きで全っっっったく頭が働いてないのかもしれん。


僕は再びメールしました。

「俺が今からライブやねん

タカちゃんはケツは何時なん?」


これや!自分の状況を伝えた方が分かりやすいよね!

チェリーボーイも最初からこんぐらい丁寧に行くべきやったな!バカヤローtoマイセルフ(懲罰)ものやわ!


するとタカちゃんから返事。


「22時半なんですが、チェリーボーイさんはどこでライブですか?」





ほら!ほら!やっと通じた!

やっと望む答えが着たよ!

やっぱり丁寧にいかんとね。

要するに、タカちゃんは打ち合わせかなんか知らんけど、19時とか20時くらいから22時半までどっかで用事があるんでしょう。

22時半以降に行けば、受け取れる、と。

再びメールしました。

「あたくしは新宿タカちゃんは?」


「僕は家の近場なんで時間あるんで持ってきますか?」


持ってきますか?って俺、何も持ってへんがな、と思いつつも、こんな小さな誤字脱字は重箱の隅です。





僕は気にせずメールしました。


「じゃあライブ終わりで雑司が谷行くから、カツラ持ってきてもらえる?

また連絡するわな


22時半なら大丈夫?


ちなみに打ち合わせかなんか?」



タカちゃんの最寄り駅が雑司ヶ谷であることは、このやり取り以前のメールで聞いてました。

このメールは、もし打ち合わせなら22時半まで待たんでもカツラぐらいならちょろっと現場入って挨拶して、受け取れるんちゃうん、という次なる布石です。


すると返事が。


「22時半が用事なんでそれより前で21時半だと助かります

仕事探しでバイトの面接です」




おどれ、さっきケツが22時半言うとったやないか!!!


ケツの意味知らんのやったら、聞いてこいや!(笑)



なんやかんやありましたが、ライブ終わりではギリギリになってしまうので、ネタが終わり次第、雑司ヶ谷に向かうことにしました。


やっとです。やっとタカちゃんからカツラ返してもらえる。


3番出口まで来てくれるというので、なるべく正確な時間を伝えようと思いました。


ただね、こんなことを僕が言うてはいけませんよ?いけないんですけど、

できる奴なら改札まで来るんです。電車賃かからんで済むからね。


いや、違うんです!セコいとかじゃないんです!来る奴は来るんです。


まあそれはいいんですが、僕は新宿駅で乗る電車を確認しまして、意外と10分ちょいで着いてしまうことが分かり、タカちゃんにメールしました。


「20:56に着きます

待つから、あせらず来てね」


ギリギリに言われても困るでしょうから、この気配り。100点ですね。


地下鉄で行くので、しばらくは電波がない状態です。

さて、10数分後。


3番出口が意外と遠くて、悪いな~なんて思いながら21時ちょうどぐらいに着きました。


…いないですね。

携帯見たら、返事のメールも来てない。


まだメールすら見てないんかな?と思いながら電話しました。

プルルル…ガチャ

「あっ…はっ…え…」

チェ「タカちゃん?着いたで☆」


「あっ…ああチェリーボーイさん」

チェ「タカちゃん寝てた?(笑)」


「いや、お風呂入ってました」

「風呂か!(笑)全然待つから、あわてず来てや。向かいのセブンにいてるわな」

「はい、すいません」


電話を切ってから思いましたが、

なんで今風呂やねん(笑)。

もうちょっと早く入っとくとかあるやろw


まあでもええか、と。今から家出ても、なんぼ遠くてもチャリで15分とかやろ、と思って、セブンに入りました。

チェレイディオでも言いましたが、僕は立ち読み嫌いなので結局時間つぶせねーなと思って、セブンを出たら、向かいに酒屋がありました。

これまたチェレイディオで、新たなジントニックを作るって話してたので、ジンとトニックウォーターを買ういい機会だと酒屋に入ることにしました。


僕は、セブンイレブンから酒屋に移動する際に、

これはもう言っちゃうけど、

タカちゃんはアホなので

「あれ?!セブンにいるって言ってたのに!あれ!?あれ!?」

となる可能性もあるので、しっかりとメールをしました。

「向かいの酒屋に移動します☆」


そこには、ジンが何種類かあって、俺はどれを買うのが一番正解なのだ?と、迷いに迷い、そういえば、恵比寿でバーをやってる芸人がいたことを思い出し、アドレス帳から探したりやなんやして、ようやく、このジンを買おうと決まったりする時間を過ごしました。

酒屋でもやることがなくなったので、とりあえず外に出ましたが、ホントになーんもないんです。雑司が谷。

来るときは、「新宿から10分ちょいか!タカちゃん、雑司が谷ありやな!」なんて話をしようかななんて思ってたんですが、

どこがやねん、雑司が谷。


もうしょうがないので、最初の3番出口前で、待つことにしました。

そしてその際もしっかりメール。

「3番出口前で待ってまーす☆」


しかしながら返事はなし。

きっともうすぐ着くのでしょう。チャリンコなのでしょう。


コンビニ→酒屋→3番出口。

そこそこ時間をつぶしたつもりでしたが、まだタカちゃんは来ません。


そして、ついに、

無の時間がやってきたのです。


な~んにもすることあらへんやん。

mixiも見た、ホムペも見た、芸人のブログも読んだ、mixiニュースはそもそもとっくに読んでた。


な~んにもやることない


僕は携帯で日記を書くのは、よっぽど時間があるときじゃないとやらないんですが、もうそれしかやることがなくなったんです。

そしてついに、このシリーズの1つ目を書き始めたんです。


なんやこの時間、

これは無やな、と。


そんな驚異的な無の時間を過ごし、

チャリンコの人が通るたびに、来た?!なんて思ったら、全然知らない人、というミニコントを6回ぐらいはやって、


場所移動メールがきちんと送信されているか再確認し、向かいのセブンの方を見て、

タカちゃん、間違ってセブン入ってへんよな~?

なんて確認したりしながら、



そう思いながら待ち続けて30分くらいたったそのとき、タカちゃんからメールが!




「了解しました。長風呂ですいません」





お前、今の今まで風呂入っとったんかい!!!!!!!


あの電話のあと、ゆっくり風呂入り続けるてお前はなんやねん!オスカー女優か!


僕はね、確かに「風呂か!(笑)全然待つから、あわてず来てや」って言いました。


でも、先輩が最寄り駅まで来て、パッスーン待ってんのに、ホンマに普通通り風呂入り続けるやつがどこにおんねん!!www


いや、バイトの面接前やからお風呂は大事やで?! でも、頭洗ったら、もう大体ええやん!面接は乗り越えれるやん!

3分で済むやん!ww


ああビックリした!ああ怖い!


怖い!僕、怖い!


僕、怖い!僕!



そして、10分後。ついにタカちゃんがチャリンコでやってまいりました。

聞いたら。5分で着くそうです。


僕40分待ってました。



ぬぉーーーーーーーー!!!









やっと到着したタカちゃんは、チャリンコのカゴにでかい荷物2つ。

自身もリュックを背負うという、信じられない荷物の多さで、



カツラを返しに来る格好としても、

これから面接行く格好としても、0点をたたきだしてました。




タカちゃんはチャリンコのカゴの中の1つのカバンをガサゴソと探し始め、

無言で見守るのもタカちゃんがカッコ悪く見えてしまうので、「タカちゃん何の面接な~ん?☆」とリラックスさせるようなトークを展開しました。


俺は怒ってないから、ゆっくり探しなよという雰囲気作りです。


いや実際、腹立たしいことの数々でしたが、

これはもうまた言っちゃうけど、タカちゃんはアホなので、

怒ってもしょうがないし、何より、

カツラを忘れたのは私

という中ぐらいの十字架を背負ってましたので(ナップサックを片方がけ する感じ)、


とにかくこの場は、楽しく過ごそう、と思いながらトークしてますと、

タカちゃんは、1つ目のカバンをあきらめ、カゴの中の2つ目のカバンの中を探しながら「あれ…?あれ…?」


ついに自分が背負ってるリュックを探し始めました。

そして、


「チェリーボーイさん…ちょっと、ここにはないみたいなんですけど…」




イエーイ!!!!!



荷物3つも持って来てそん中に入ってない、イエーイ!!


ていうか普通、事前に見つけて、カツラだけ何かの袋いれて持ってくるやろ!(笑)


もうさすがに笑いましたわw





で、結局タカちゃんの3つも持ってきた荷物からはカツラは見つからず、

「一回、家帰って探してきます」

と、斜め下を見ながら言いましたので、

「ええよええよ。待っとくわなw」

と、再び3番出口の前で待つことにしました。


再びやってくる無の時間。

・・・・・・。

日記の続きを書いたりしながら、信じられないぐらい暇な時間を過ごし、ついにトータルで1時間10分待った頃にタカちゃんから電話がかかってきました。


「あの~探したんですけど見つからなくて…

もう面接行ってもいいですか?」



なんやねんその言い方!wwwww

俺が迷惑かけてるみたいなトーンやん!!(笑)


もうちょっとさあ、ほら、「すいません」をサブリミナル効果ばりに挟み込んできたりするもんなんちゃいまんの?ww


まあでも、相手はタカちゃんですから。怒ったってしょうがないんです(笑)


「ええよ、ええよ☆ じゃあ、面接なんて長くても30分くらいやろ? 待ってるわな」

と返事して、タカちゃんは面接に。


僕は再び待つことに。


とはいえ、もう3番出口で待つのはムリ!という精神状態まで来ましたので、多少タカちゃんに迷惑がかかろうとも、ファミレスなりマクドなりのあるところまで移動しようと思いました。


方角を決め、しばらく歩きましたが、スナックみたいな店しか空いてません。

しかも、先ほど買ったドでかいジンと、トニックウォーター3本の重みがズシズシと効いてきます。


んんんんんんもうあかん!!!





僕はタカちゃんに「タカちゃん~待つとこないから帰るわ~。15日には使うから、明日着払いで郵送してくれへ~ん。宜しくお願いします」とメールし、雑司が谷を離れることにしました。


タカちゃんからは、


「了解しました。申し訳ありません」

とメールが来ました。



もうちょっと…こう…なんて言うの…。申し訳ありませんの後、ビックリマーク入れるとかだけで、結構こっちの気持ちも…変わってくるのに…

とアゴをシャクれさせながら、心の中で思い、携帯を閉じました。





計1時間25分。

僕は、カツラを手にすることなく、雑司が谷をあとにしたのです。




次の日、タカちゃんから電話があり、


「あの~、すいません、見つからなかったんですけど…」





結局ないんかーーーーーーい!!!wwwww


それ先判明しててくれたら、取りに行かんで済んだんちゃうーーーん?!


ないんやって…ハハハ…はははは。。。。




僕は、怒ってもカツラは返ってこないので、

「まあ、もうええよ… ただ、日記には書かせてな!」


と言って、この日記を書いたのです!!!


読んでくれてありがとう!


僕、今日誕生日!!

今年の誕生日はTAKA村という男日記を書いてました!



イエーイ!!!!!