悔しかった私の気持ちを分かってもらえなくて。自分のことばっかりの二人に、私は毎日気を使って、顔色をうかがって過ごしていた。辛かった。誰にも言えなくて、どうしていいのか分からなくて、泣きたくても泣けなくて。本当におかしくなりそうだった。いや、実際おかしかったよ。あれで、より一層「私は不幸」と思うようになったんだ。私も、自分のことしか考えられなくなっていったんだ・・・