詰問について | ~ことばのちから~ 傾聴道® 傾聴家® 姓名鑑定士 鈴木琴絵☆三重県四日市市

~ことばのちから~ 傾聴道® 傾聴家® 姓名鑑定士 鈴木琴絵☆三重県四日市市

自分が使う言葉の一番の視聴者は自分なんだよ
「人のため」というアドバイスは「自分へ」のメッセージ
だとしたらどんな言葉を誰に伝える?

「ありのまま」で生きられるようになりませんか?

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詰問について

 

質問をされて

「なんか責められてるな~」って感じた。

 

答えない時間に

ずっと私の非を畳みかけてくる

 

「この人は私の言葉にそう感じたのだろう」と

一生懸命私の中から答えを出そうとした

 

そして出た言葉に相手が満足した

 

これは私が本当に感じていたことなのか?

疑問だけが残る

 

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これを親子関係に置き換えてみました。

 

親が子どもに詰問するとき 

子どもは自分の言葉ではなく 

親の望む答えを出すのではないだろうか? 

 

そして親はその言葉を子どもの本心だと思って満足する 

 

詰問って、相手を想っているようで 

自分の正義を振りかざし上に立ちたいってことなのかも 

詰問って怖い

 

詰問なのか質問なのか

 

それは、相手の取り方次第なんだ。

 

確かに、相手を責めるようにきつい言葉で言うのは

詰問だとわかりやすいだろう。

 

しかし、そこに心配というものがあって、

「あなたのため」というフレーズが枕詞にある。

 

詰問・質問している人には、

この違いはなかなか分からない。

 

だから、相手に聞いてみよう。

 

詰問をして、相手から言葉を引き出して満足して終わるのではなく、

そこから「どうしてそう感じたのか」とコミュニケーションをとってみよう。

 

 

本当はここで終わるつもりだったのだけれど・・・

そう書いたら、思いついたこと。

 

 

詰問をする関係性は、上下関係が多いこと。

 

この「どうしてそう感じたの?」

ただこのフレーズだけでも、

受けては詰問に感じるだろう。

 

相手に誤解されないように伝えるには、

どうしても言葉が長くなる。

 

例えば、

「あなたの気持ちをもっと知りたいんだけど、

 どう感じているのか教えてもらえる?」

 

普段からこうやって話し合えたら、

どんな言葉も詰問には聞こえないんじゃないかな?