サッカー選手。
サッカーの試合を観るのは好きです。
でも知識はほとんどない。
ただ、知ってる選手が出るとテンション超あがる!!
あたしのサッカー知識は数年前で止まってますが、やっぱりワールドカップ出場は嬉しい。
サッカー連盟のおじさんが話してる時、後ろでしゃくれてる選手がいたのが気になってしょうがない。
何て言うんだろ、彼。
でも知識はほとんどない。
ただ、知ってる選手が出るとテンション超あがる!!
あたしのサッカー知識は数年前で止まってますが、やっぱりワールドカップ出場は嬉しい。
サッカー連盟のおじさんが話してる時、後ろでしゃくれてる選手がいたのが気になってしょうがない。
何て言うんだろ、彼。
とりあえず。
自暴自棄になりかねない自分を切り捨てるべく、髪をバッサリ切って来ようと思います。
前向きな恋をして、自分の一生を楽しまなくちゃ。
やりたいことリストを作ろう。
いくつ達成できるかな。
第一歩。
思い切って新しいあたしになる。
弱音吐くのはやめて、今出来ることをやらなくちゃ。
明日なんて、だれにでも平等に訪れる世界ではないのだから。
それが、あたしにとって最高の日々になるように。
やり遂げなくちゃ浮かばれないよね。
前向きな恋をして、自分の一生を楽しまなくちゃ。
やりたいことリストを作ろう。
いくつ達成できるかな。
第一歩。
思い切って新しいあたしになる。
弱音吐くのはやめて、今出来ることをやらなくちゃ。
明日なんて、だれにでも平等に訪れる世界ではないのだから。
それが、あたしにとって最高の日々になるように。
やり遂げなくちゃ浮かばれないよね。
音。
神奈川に住んでたときに、彼に買ってもらった1万円のギター。
当時あたしは、大学に通えなくなって毎日部屋でただ時間が過ぎていくのをじっと待ってた。
彼はまだ地元にいて、東京に出てくるための資金稼ぎでアルバイトをしていた。
いつも「忙しい」とか「疲れた」とか「眠い」とか、そんな理由であまり連絡をくれなかった。
それでも、電話するといつもあたしを笑わせてくれて、時には泣かせてもくれた。
彼は、あたしが大学に行かない理由を特に聞こうとしなかった。
聞いても答えないと思ったのかも知れないし、聞かないほうがいいと思ったのかもしれない。
どうでも良かったのかも知れないな。
彼は、月に1度くらい、日付が変わる頃に突然チャイムを鳴らす。
扉を開けると、彼がニコニコして立っていて、
「来ちゃった。」
と、いたずら顔して笑う。
本当は、なんとなく来ることに気づいていても、
あたしはどうしても、嬉しくて泣いてしまう。
狭い6畳の部屋で、彼はギターを弾いて、鼻唄を歌う。
音が外れてるとか、リズムが狂ってるとか、そんなことはどうでもよくて、ただ、弦をすべる指の音を聞いてた。
大学に行かなくなったのは、ノイローゼになったから。
音が、日常に溢れすぎていて、あたしには重すぎて、
近所の子供のはしゃぐ声や、早朝やってくる新聞屋さんのバイクの音。
水道、自分の鼓動でさえ、音符に切り替わってしまう。
誰かと話していると、その人の言葉も、楽譜になってしまう。
その人が発する音が、自分の音と重ねたときに不協和音になったりすると、耐えられなくて。
外に出るのも辛くて、あたしは一日中何も考えずにすむ方法だけ探してた。
彼が隣にいるときだけ、あたしの頭は真っ白になって、五線譜はどこかに吹き飛んでいく。
彼の唄は、あたしにとっては音楽じゃなく、言葉だった。
でも、そのことを誰にも伝えられずにいた。
あれからだいぶ経ったけど、あたしは今も、初対面の人の、音を探ってしまう。
ピッチの合わない人とは、上手く付き合えない。
日常に音は溢れかえっているけど、聞かないフリや、音符を無視する方法を覚えた。
部屋に立てかけられた1万円のギター。
あたしに彼の音は出せないけれど、
あたしは今日も、鼻唄で一日を紡いでいく。
彼はもうここにはいないし、あれからあたしも、いくつかの恋をした。
あたしの奏でる音は、いつも新しい次の音を探してる。
あなたは、言葉を話すとき、必ずベースになる音があることに気づいていますか?
あたしのベースはC。
好きな人のベースはオクターブ下のC。
苦手な人のベースは、たいていA。
吹奏楽やってたあたしにとっては、苦手な音なのです。
分かる人には分かる、Aの謎。
当時あたしは、大学に通えなくなって毎日部屋でただ時間が過ぎていくのをじっと待ってた。
彼はまだ地元にいて、東京に出てくるための資金稼ぎでアルバイトをしていた。
いつも「忙しい」とか「疲れた」とか「眠い」とか、そんな理由であまり連絡をくれなかった。
それでも、電話するといつもあたしを笑わせてくれて、時には泣かせてもくれた。
彼は、あたしが大学に行かない理由を特に聞こうとしなかった。
聞いても答えないと思ったのかも知れないし、聞かないほうがいいと思ったのかもしれない。
どうでも良かったのかも知れないな。
彼は、月に1度くらい、日付が変わる頃に突然チャイムを鳴らす。
扉を開けると、彼がニコニコして立っていて、
「来ちゃった。」
と、いたずら顔して笑う。
本当は、なんとなく来ることに気づいていても、
あたしはどうしても、嬉しくて泣いてしまう。
狭い6畳の部屋で、彼はギターを弾いて、鼻唄を歌う。
音が外れてるとか、リズムが狂ってるとか、そんなことはどうでもよくて、ただ、弦をすべる指の音を聞いてた。
大学に行かなくなったのは、ノイローゼになったから。
音が、日常に溢れすぎていて、あたしには重すぎて、
近所の子供のはしゃぐ声や、早朝やってくる新聞屋さんのバイクの音。
水道、自分の鼓動でさえ、音符に切り替わってしまう。
誰かと話していると、その人の言葉も、楽譜になってしまう。
その人が発する音が、自分の音と重ねたときに不協和音になったりすると、耐えられなくて。
外に出るのも辛くて、あたしは一日中何も考えずにすむ方法だけ探してた。
彼が隣にいるときだけ、あたしの頭は真っ白になって、五線譜はどこかに吹き飛んでいく。
彼の唄は、あたしにとっては音楽じゃなく、言葉だった。
でも、そのことを誰にも伝えられずにいた。
あれからだいぶ経ったけど、あたしは今も、初対面の人の、音を探ってしまう。
ピッチの合わない人とは、上手く付き合えない。
日常に音は溢れかえっているけど、聞かないフリや、音符を無視する方法を覚えた。
部屋に立てかけられた1万円のギター。
あたしに彼の音は出せないけれど、
あたしは今日も、鼻唄で一日を紡いでいく。
彼はもうここにはいないし、あれからあたしも、いくつかの恋をした。
あたしの奏でる音は、いつも新しい次の音を探してる。
あなたは、言葉を話すとき、必ずベースになる音があることに気づいていますか?
あたしのベースはC。
好きな人のベースはオクターブ下のC。
苦手な人のベースは、たいていA。
吹奏楽やってたあたしにとっては、苦手な音なのです。
分かる人には分かる、Aの謎。