例えばの話
例えば、あの時の選択肢が間違ってたとして。
違う方を選んでたらどうなったのかなんて、ただひたすら妄想しててもなんの意味もないんだって事を、君が教えてくれたんだよ。
出逢いは秋。
その日は学校の文化鑑賞の日で、午前授業の後、全生徒が市民文化センターで、進学校らしく、、なんだったかな、なんかを鑑賞したんだ。
もう何年も前の話で、それすら覚えていないのに。
文化鑑賞が終わって、仲良しの友達と二人で駅に向かった。
カラオケに行ったんだったかな?多分ね。
駅前の0101のシャッター前で、黒い服にやたらカラフルな縞模様のマフラー巻いて、ギター弾いて癖のある歌い方で目を閉じて歌ってたのが君だった。
初めて聞いた曲は君のオリジナル曲。
友達と君の目の前に座り込んで聞いた。
歌い終わると君はぶっきらぼうに、「ありがとうございました」とつぶやいた。
目が泳いでいて、挙動不審で、ちょっと変な人だなー、と思った。
黒い服、と思ってたけど、よくよく見たら制服で。
あぁ、あそこの高校かぁ。何年生なんだろう。知ってる友達とかいるかな、とか、そんなどうでもいい様な事を考えてた。
後の事は良く覚えていないけど、多分、「最近この辺りで夕方から歌ってるから良かったらまた来て」「うん、行く行くー」的なことを話したと思う。
友達が路上好きだった。
次の日も行ってみる事になったのは、そんな理由だったかな。
翌日、シャッター前には誰もいなくて、地下道からかすかにギターが聞こえて行ってみたけど、違う人が歌ってた。
テンション高くて人なつこい人。
しばらくその人の歌を聞いていたら、遅れて君がやってきた。
真っ黒な服で。
初日は座っていて気がつかなかった。
背が高くてスタイルがいい。顔もよくよく見たらかっこいいかも!
「あれ?昨日の人だよね??あれ??やばい、かっこいい!」
友達と小声で盛り上がる。
あたし達に軽く会釈だけして、君は先にいた路上人と話始めた。
中華料理。
もともとバーだった場所で、、
まずお通しが出てきました

バンバンジーのサラダ。
お、、おぉ。。
うまい

ゴマの風味とお豆腐の甘味が…

そして酢豚

黒酢とケチャップと醤油、3通りの味が選べて、今回は黒酢にしました。
お肉が柔らかくってふわふわ

ご飯に夢中で写真撮り忘れたw
最後は五目焼きそば。
お野菜たっぷりで海老がぷりっぷりで大満足でした!!
トイレがなんかラブホテルみたいだったけど、
小さなお店で、中華レストランっていうよりは、カウンターもあって、バーっぽいかんじだったから、
家族でご飯っていうよりは、
友達と、、とか、記念日にデートで、、とかのほうがいいかもなーって思ったー。
お店はたぶん夫婦でやってる感じ。
ご主人が奥の厨房で料理して、奥さんはずっとカウンターにいたから、バーテンさんなのかな。。
料理は奥さんがちょう笑顔で運んでくれます

帰りに、いつのまにか外にいたご主人と少しお話しました

おいしかったですって伝えたら喜んでたw
まだオープンしたばかりだし、場所的にもあんまりお客さん来ないんだろうなぁ。。
でも、お二人ともすごく良い方で、ご飯もおいしかったので、またいきたいなー

お店の名前忘れちゃったw
今度確認してこようっと。
Android携帯からの投稿








