『落ち葉拾い
』
母の大きな自転車を
つま先立ちでこいでは
よく近所の神社へ行き
落ち葉拾いを楽しんだ
途中の街路樹には
縄で結ばれた長寿の木が
大きくどっしりと存在し
私を見降ろしていた
この木は きっと
昔から私を知っているんだ
何故か そんな風に感じた
自然に満ちた路
清らかな空気
見上げれば 秋の空
茶色い土の上が
黄色い葉たちで
覆い尽くされている
その色づく落葉を
拾っては 自分の
小さな掌に重ねてみた
木漏れ日が射すと
葉っぱは 黄金のように
美しく輝いてみせた
カサカサと音を立てて
楽しくお喋りしている
黄金たちは
私が生まれる
ずっと前から
地に根付いていた
銀杏の木の下で
また土に戻っては
実ってを繰り返し
この場所で
今も尚 生きている
そして 今日も
誰かの掌に乗っては
そのコを満面の笑顔に
させてくれる
あの時の私の様に…
あちゃこでした![]()
