「破綻して公的資金投入される会社が、独自の社員だけの病院を持つことが間違っている。」 | ♪チェリブロ♪

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東京電力の株主総会・東電病院のウソ八百: 猪瀬直樹Blog
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6月27日午前10時から東京電力の株主総会に出席した。株主提案を説明したあと、あとの質疑はアドリブになる。

「東京・信濃町の東電病院は東電社員や家族、OBだけしか受診できない。今年立ち入り検査で確認したが、113床の病床のうち稼働しているのは約20床しかない。3年前には192床あったが、稼働率が低いので113床に減らした経緯がある」

東電山崎雅男副社長が「福島に医師を派遣しているから、稼働率が低い」と、ウソの答弁をするので、僕は誤りを訂正するために再質問した。

「福島に派遣しているのはいまは土日に1人だけではないか」

東電病院は東電社員しか診てもらえない。破綻して公的資金投入される会社が、独自の社員だけの病院を持つことが間違っている。

「不動産売却リストに入っていないが、東電病院はただちに売却せよ」

勝俣会長は、土日しか派遣していない事実を認めて、「支援体制も落ち着いてくると思うので、検討課題とさせていただきたい」と引き取った。

もうひとつは、勝俣会長自身についてである。勝俣会長は株主総会で退任するが、「社友」として残ると発表されている。

日本原子力発電の社外取締役も6月29日に再任される。「潔く身を引くべきではないのか」

勝俣会長は「新体制には、全面的にノータッチです」と答えた。
 
 
2012/06/27


猪瀬直樹Blog
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