大好きなシリーズの第二作目です
前作が「駅員ってこんなことやってます!」だったら、今作は「こんな仕事もありますよ〜」といったところでしょうか。
前作のブログ記事を見たら、「読みにくい」と書いていたみたいですが、確かにその感は否めません。
一つ目のお話では、回想の中に回想があって混乱しますし、場面の切り替えが唐突で少し分かりにくいという印象を覚えました。
また、専門用語のオンパレードって感じで、読むのが大変でした。
鉄道関係は仕方ないとして、フランスやらヴィオラやらクロワッサンやら一気にありすぎ(笑)
せめて一つに絞って欲しかったですね。
新しいことをたくさん知れたのは嬉しかったですけど
そんなこんなで若干マイナスイメージからスタートしたものの、二つ目のお話は素晴らしかった
そして、とても私好みでした
前作を含めても、ダントツに好きなお話です
最後のお話はもう……
スゴイ
見事に騙されました
全てが一本のレールで繋がっていたんですね。
こういうのすごくいいなぁと思いました。
みんな同じ空の下で生きている。
性別も年齢も国籍も職業も関係ない。
電車で隣に座った名前も知らない人が、明日には友達になっているかもしれない。
人間ってやっぱり不思議で素敵だ。