今回は検証編です。
(一部、追記しました)

*もしもし◯◯(息子の本名)だけどと言ったらしい。
*なんでもスマホとカバンを落としたから、別の電話からかけているんだという。

  息子に確認したら、家の電話番号は知らないという。
  今はほとんどスマホとかに登録していたり、LINE等で連絡する人の方が多いと思う。

*もしかしたら遺失物センターみたいなとこから電話が行くかもとも言っていた。
*すると遺失物センターから電話があり、カバンは見つかったが、スマホはなかったとのこと。
*その際、義両親のニックネームや住所、それ以外の電話番号を教えてしまったらしい。
*するとするとまた偽息子から電話があり、義母が出ると◯◯だけど××(義父のニックネーム)いる?と聞かれたので義父に替わったそうだ。
*この時点で義父は孫だと完全に思っていたようだ。

  どれくらいの時間でかかってきたか、聞いていないがすぐにかかってきたということは、息子を名乗る男は近くにいたということになるだろう。

 

  仕事帰りに義両親宅にお邪魔して、通話記録を見せてもらった。

  最初の電話からカバンが見つかったまでが、約30分。

  それから偽息子の2回目の電話が、そこから15分。

  45分間の出来事だった。

  ちなみに全て、着信履歴は「非通知」ではなく、「表示圏外」。 

  国内からでも「表示圏外」になることもあるらしいが、海外に拠点があるとも考えられる。 

*本題のお金が必要だから30万円貸して欲しい。
*仕事に必要なお金を先輩に借りて、返さないといけないらしい。

*どんな仕事かは事前に聞き出した情報をもとに作られていた。

  
  まあ、これが目的だからね。

  ちなみに、聞き出した情報をもとにストーリーを練っているようで、カバンに仕事用のお金が入っていたとは違う内容での必要資金でした。

*母方を狙うのは普段一緒に暮らしていない可能性が高いからでしょうか?
*もしかして小学校とかで書かされた緊急連絡先って書類か?
*でも終業式には返してくれたからはそんなことはないと思うんだけと、給食費を使いこんじゃっていた教員もいたから、返す前にすべてデータ化したか写真を撮ったという可能性も捨てがたい。

  義両親も地元の警察に連絡したそうだが、私も私の地元の警察に連絡した。
  仮に緊急連絡先がおおもとだとしても、詐欺グループは多くの流出データ(クレジットカードでの支払い高とか)をもとにターゲットを決めているらしい。
  それに何年の何年生ってことが分かれば、就職している時期もわかるから、タイミングも掴みやすいんだろう。
  警察はNTTに連絡して非通知のブロックするよう依頼してほしいとのことだが、いろいろ支障があるらしい。
  とりあえず家の電話には出ないようにするということになった。

  居住地域もターゲットにされやすいそうです。  

  以前のオレオレ詐欺は、高齢の家庭に電話をかけて、そこから話を膨らましていたのだろうけど、そこそこ下調べをした上で、犯行に及んでいるんだろう。

  その後、私や私の親の家には連絡ありません。
  諦めてくれたのでしょうが、連絡先がばれてしまったことで、いろいろな方法で連絡してくる可能性があるそうです。

  何か進展があれば、また書きたいと思います。

  皆様も十分お気を付けください。