パリンッ!



パリンッ!






「会社なんてっ!」









「責任がなんだっ!」






「評価がなんだっ!」







パリンッ!





パリンッ!








チェロキーは








すっかり荒れ果て









酒を飲み










校舎の窓ガラスを割っていました。









そうです。










社会という荒波にのまれ








行き先を見失ってしまっていたのです。












そしてバイクを盗み、走り出しました。









「あー、なんかつまらないな」









「このまま歳を重ねていくのか」









「幸いにも健康な体に恵まれ、病気や怪我もない」








「こんな平凡な毎日を過ごしていいのだろうかっ」







「ちがうっ!」








「スティーブジョブズの兄貴も言っていたじゃないか!」










「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」











「そうだっ! ナンパをしなくてはっ!!」











「ジョブ兄! 我に力をっ!!」











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皆さま












御無沙汰しております







チェロキーです
















諸事情によりナンパ活動を休止しておりましたが、










最近少しだけ生活に落ち着きを取り戻しつつあるので、










隙間時間に




出撃するように頑張っています。










最後のブログは結果が出ず嘆いていた内容で終わってましたね。









この間ですが、











長い間やり取りをしていた子がいたんです。








去年の9月頃、ライオンの街でライン交換した







スト6 山本彩さん
















チェロキーのドストライクだったのです。










必死でオンリーワン中毒にならないように







頑張ってメンテして、









アポでホテルまで行くものの敗戦し、








それから復旧作業を試みるも見事に撃沈











半年近く戦っていました。









あー、今でも悔しいです









そこから、仕事関係で色々とあり










なんやかんや今に至ります。









ほとんどストには出ていなかったので、









また地蔵脱出からの挑戦が始まりました。






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とある日











ひょんなことから












久しぶりにトンパさんと合流することになりました












ほんとはナンパをする気はほとんどなくて











久しぶりにお酒を飲めればいいやくらいの気持ちでした。









今やすっかり人気者のトンパさん









ブログを拝見する限り、








精力的な活動をされているのが分かりました。











駅で待っている時は










凄腕と合流するので、















集合時間の30分前に到着し、
















改札前で直立不動で
















瞬きもせず、













白目を剥き、











口から涎を垂らしながら













待っていました。
(・ω・)/












集合時間から遅れること














約15分















トンパさん
「着きました!」













そこには















あの頃と

















同じトンパさんがいました。

















「えへえへへ」














もしっかり健在です
















挨拶もそこそこに









居酒屋へin












最近のナンパ事情などを教えて頂きながら










以前お会いさせて頂いた方が、












まだ頑張って活動をしている話を聞くと









嬉しくなります。











そんな皆の話を聞きながら











お酒を飲んでいると、









やはり活動したくなるものですね。









「軽くやりますかー!」











ということで街を徘徊し始めました。













詳しいことはトンパさんブログに書いてありましたので、









割愛させて頂きますが。





駅を移動して、なんとーく










二人が初めて合流したお店の近くに












行くとタゲ(段差子)が出てきました









店の前にちょっとした段差があって










段差子がこけました











チェ「段差ナイスっ!!(心の声)」













チェ「大丈夫ですかっ!」










段差子「こけちゃいました!」






チェ「知ってます!」









から会話が始まりました












えぇ







そうです









後は自動会話マシン













トンパさんに丸投げしました








チェロキーの仕事のモットーは











「業者丸投げ」です。


















皆さん










ご存じのとおり










チェロキーはシャイで












会話が出来ませんからね
















えっへん!!

ヾ(@°▽°@)ノ












あれよ











あれよ














と、

















居酒屋を経て



















コンビニで














ピノをゲットし、





















ホテルにin!!





















居酒屋















コンビニ

















ホテル



















がほぼ並んでいるので、




















とても良い立地条件だと
















思うよ


ヘ(゚∀゚*)ノ









きっと去年の馬面さんも









ここを使ったに違いないっ!!














部屋に入ると











チェロキーはベッドにダイブ
ヘ(゚∀゚*)ノ













トンパさんと段差子がソファーへダイブ

















チェロキーは寝たふりおじさんです













寝たふりをしながらトンパさんからしっかりとトークを学ばせて頂こうと













思いました!!
(`・ω・´)










一体どうやってギラつくのか
















どうやって段差子をその気にさせるのか

















いかにグダを発生させず、















グダられた場合に崩すのかっ












チェロキーは知りたかったのです。











チェロキーの耳はダンボ状態になっていました。










すると












凄腕トンパさんの会話が聞こえてきました








(`・ω・´)









トンパさん「ねぇ~、いいでしょぉ」













段差子「ダメです、帰れなくなります」

















トンパさん「ねぇ~、いいでしょぉ」













段差子「ダメですって」












トンパさん「ねぇ~、いいでしょぉ~」












段差子「ダメです!」












トンパさん「ねぇ~、いいでしょ~」










す、すごい、










これが


















凄腕のグダ崩しかっ!!!












自分の主張を押し通す!














相手の意見など、なんのその















「ねぇ~、いいでしょぉ」









たった9文字の中に含まれている












数々のプロの技





























これが

















グダ崩しかっ!!!Σ(゚д゚;)
















チェロキーの今までは












間違っていた。





















ナンパをしていれば、









噂を聞く












様々なグダ崩しルーティン











しかし、











トンパさんの芯は決してぶれない














「ねぇ~、いいでしょぉ」












たった9文字だっ!!













実にシンプルΣ(゚д゚;)











実に明快Σ(゚д゚;)











チェロキーは間違っていたのだっ















そして











トンパさんはベルトを外し















自らリトルトンパを差し出す。
















すると、











どうだっ

















段差子「んぁ、ん・・・ん・・・」











フェラーリが始まった!!














スゴい












魔法のようだ

Σ(゚д゚;)










チェロキーは思った。










トンパさんの「ねぇ~、いいでしょぉ」











この言葉には
















「段差子は何も悪くないよ













ただ、僕が段差子の魅力に我慢が出来なくなってしまっただけなんだ、














ごめん、











こんなこと言うと、チャラい男って思うよね









だけど、これだけは信じてほしい











誰でもよかったわけじゃないんだ












段差子と一緒いたら









もっと知りたくなってしまったんだ、












段差子の嫌がることはしたくはないっ














ただもしもお願いを聞いてくれるなら












リトルトンパを触ってくれないか










これって我儘かな」











きっとこんな意味があるに違いない。













それをトンパさんは













9文字という至ってシンプルな表現で













伝え、自らリトルトンパを差し出したんだ!













それに比べて











チェロキーはなんだ!
















チングダじゃないか!!

ヽ(`Д´)ノ















チェ「うああああああああああんんんんんん」











痛恨の一撃を受け、










精神的ダメージを負ったチェロキーは













トイレに閉じこもりました。











情けない自分に涙し、











生まれてきた理由







人生で成し遂げたい使命








様々な事を










自問自答を繰り返していると










ふと、右手に重さを感じました










それは、銀色に輝く名刀コテツでした。













その瞬間


















今まで扉越しに聞こえていた音が消え


















一瞬静寂な時が過ぎました


























チェ「神様・・・


























これがあんたの答えなのかい?」




















チェロキーはコテツを握りしめ

















扉をそっと開けました














仲間が待つ戦場へ向かうために。



















ps

トンパさんはもっとスマートだった気がしなくもなくはないです。