この話しの最後です。

 

Yさんと別れた年の夏、中学3年時の同級会が開かれました。

普通、この様な会は欠席するのですが、今回はYさんとの思い出があり、出席することにしました。

会場は、屋内でバーベキューができるお店でした。

Wも出席していました。かなり飲んで、酔ってしまいました。

Wが絡んできましたが、適当にあしらっていました。

しかし、どうしてもYさんのことが話題になりました。

Wもかなり酔っていて、座っていた窓枠から、突然地面に転落してしまいました。

救急車を呼ぶ騒ぎになりました。同級会は、お開きになりました。

決して、私が彼を押した訳ではありません、念のため😉 

その後、同級会が開かれることは、二度とありませんでした。

 

医師になってからも、文通した手紙と頂いたマフラーは、大事に持っていました。

研修医の時、病院が提供する宿舎に住んでいました。

ある日、付き合っていた彼女(現在の妻)が、私の汚い部屋の掃除に来てくれました。

掃除中、手紙の束とマフラーを見つけられてしまいました。

捨てて良い?と聞かれたので、良いよと答えたところ、他のゴミと一緒に捨てられてしまいました❗️

 

従いまして、Yさんとの思い出は、今は心の中だけにあります。

 

今回、自分史の一部を書いていて感じたことです。

とても、楽しかったと言うことです。

楽しかったこと、辛かったこと、全て含めて自分の過去を振り返ることが、こんなに気持ちを楽にするとは思ってもいませんでした。

自分史を書き、冷静に過去を振り返る時、未来に向かう自分は強くなると感じました。