ブレッド&バターの「あの頃のまま」を聴くと、青春時代を思いだします。

先を進んでいる現実的な彼女、いつまでも夢を追い求め彷徨っている自分............。

青春の苦い思い出ですが、忘れ難い出来事でもあります、あの頃のまま。

 

今から約50年前のことです。今でも心の中に澱のように燻ぶっています。

思い切って、この思い出を書き留めることにしました。

以前、少しブログで触れたことがありました。

自分のために記すので、前立腺がんとは関係なく、関心のない方はスルーしてください。

個人情報を書きますが、昔のことであり、登場人物が、このブログを読むとは思えません。

記憶が定かでないことがあり、誤った記載があるかも知れません。

 

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中学2年生の時、東京からYさんが転校して来ました。

話し方、声、容姿に、一目で魅入られてしまいました。

田舎にはない、都会の洗練された雰囲気に、虜になってしまいました。

いつもいつも、Yさんを見つめていました。

彼女は、女子の中で人気者となり、好意を寄せる男子も多かったです。

 

想いが通じ?、友達になることが出来ました。

ライバルはWで、勉強ができ、長身でスマートな男でした。

Yさんのことで、彼と言い争いになり、ベアハッグされ胸骨骨折(ヒビが入る)しました。

親や先生には、ふざけていたことにしました。

Yさんのお父さんは、逃げた知人の連帯保証人であっため、多額の借金を背負ってしまい大変だったとのこと。足の悪い弟がいました。

 

中学3年生の時、彼女は東京に戻りました。

その後、文通が始まりました。月2回の頻度だったと思います。

 

私とWは、学区外の進学校、男子高に入学しました。

国鉄とバスを乗り継ぎ、通学しました。

私の県では、県立高校は、男女別学が一般的で、現在でも変わっていません。

 

高校時代に良い思い出はありません。

授業について行けず、その結果、特進クラスに入ることは出来ませんでした。

特進クラスとは、数学と英語の成績優秀上位30人が入るクラスです

特進クラス1、一般クラス4で、私は一般クラスでした。

230人定員中、成績は50〜60番。

本ばかり読んでいました。カポーティ、ロマンロラン、ハドソン、嵐が丘、若草物語..。

 

Yさんは、富士見高校(女子高)に入学しました。

 

唯一の癒しは、Yさんとの文通と、時々彼女が、こちら友人(女子)を訪ねて来た時、会うことでした。

高校1年の時、彼女のこちらの友人が、結婚するとのことで、ショックを受けていました。

酪農家に嫁いだとのことでした。

父親から、色気づいて来た言われたと、苦笑していました。

そんな話しを聞いても、うぶな私にはピント来ませんでした。