ある医療系の掲示板に、”娘がいないと予後不良”との投稿がありました。
前立腺がんのブログでも、父親が前立腺がんを患い、介護などで父親に寄り添う娘さんのブログは見られます。
一方、同じ様な息子のブログは、ほとんど見当たりません。
これに対するコメントには、以下のものがありました。
息子は働いていて親の面倒を見る余裕はありませんし、嫁にとっては他人なので面倒を進んで見たくはないでしょう。
これは家族次第で、誰も見ないで施設にも時々あります。
その見込みは甘いと思う。できるだけ面倒をかけないように準備しないといけないと自戒している。
在宅医療やってますが基本的に息子は関わってきません。持つべきものは娘だと思いました。
同感です。ナースもみんな同じことを言っています。
Daughter from California syndromeというのもある。
Daughter from California syndrome(カリフォルニアから来た娘症候群)を調べてみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カリフォルニアから来た娘症候群
これまで疎遠だった親族が、近辺の親族と医療関係者の間で時間をかけて培われた合意に反して、死期が迫った高齢患者のケアに異議を唱えたり、医療チームに患者の延命のための積極的な手段を追求するよう主張したりする状況を表す言葉である。
「娘」となっているが、性別や血縁の関係性は問わない。
「カリフォルニアから来た娘」は、しばしば怒りっぽく、自己評価が高く、明晰と自認し、情報通を自称する。対象の高齢患者とその介護者、医療関係者との同意を否定し、安らかな終末を阻害するとされる。
この言葉についての私の考えです。
先進的で文化的な州であるカリフォルニアに住む知的で行動的な娘が突然現れて、親が受けている医療や看護に色々と注文をつける.....イメージです。
Son from Calfornia syndromeではないところがミソです。
日本でも、結構ありがちかも。
いずれにせよ、優しい娘を持った父親は、幸せですね