皆様は、映画のゴジラ-1.0をご覧になったでしょうか。

私も遅ればせながら、昨日見たところです。シニア割引がききます。

約2時間の上映時間でしたが、とても良い感動する映画でした。

ゴジラが東京を破壊するシーンや、巡洋艦からの艦砲射撃、局地戦闘機震電が飛び回るシーンなど、CGが素晴らしかったです。

原作のゴジラの映画音楽が流れ、むかし見たゴジラの映画を思い出しました。

モスラも見たいと思いました。

 

一方、この映画の本質は、ゴジラや戦闘シーンではありません。

戦争に負け、街が破壊され、家族が失われ、バラバラになり、精神的に病んでしまった日本人の再生の物語です。

ゴジラと言う難敵に対し、敗戦に打ちひしがれた人々が、気持ちを一つにして立ち向かう、その気概が示されています。

 

 

映画で出てくる震電がかっこいいです。

子どもの頃、震電のスマートな形に魅入られました。

 

 

震電のプロペラは後方にあり、ジェット機を思わせる形をしています。

前方に30mm機関砲(零戦は20mm機関砲です、戦闘機に30mm機関砲を備えた日本の戦闘機はなかったと思います)を備え、破壊力抜群です。

B29が飛行する高度1万mまで、高速で達することができました。

当時の日本の戦時下で、この様な斬新な戦闘機を作り出した技術者に敬意を表します。

 

いくつか問題があった様です。プロペラが後ろにあるため、離陸時、プロペラが滑走路に接触してしまうことがあったとのこと。また、機体から脱出する時、身体が後方のプロペラに巻き込まれてしまうため、脱出不可能であったとのこと。

 

映画では、脱出装置を付け、主人公は無事に脱出できました。

 

深海に沈んだゴジラに再生が始まる場面で、映画は終わります。

続編が期待されますね。