My Cherish Movies -2ページ目

最後の恋のはじめ方

か…

かわいい…。
のあんてカワイイ映画なんだっ!

わかってる。わかってるの。
ありがちなただのラブコメだって。ウィルを

エコヒイキしてる

自分がいるってのも、じゅうぶっんにわかってるっ。
にしたって、くわんわいいぃぃぃんっ♪(*^^*)

週刊誌を参考にしてる、浅いマニュアル男がチンケに見えるのは
映画の中に出てきた


下衆なヤりたいだけの男

と、目指す所を同じにしているからなのねっ。
だって、ウィルが提唱していたアドバイスって、
相手と自分を誠実に想ってこそのものだったから

大事なのは、相手のため…とかって、独りよがりになるんじゃなく
(相手の気持ちを自分が決める事はできない)
自分のことだけを思うのではなく
二人の事を、考えること。
だって恋愛なんて…


二人に起こることなんですもの♪

結果取るべき行動を、アドバイスって形にしたとき、
それはマニュアルってものになるかもだけど…
チープなオーラはそこにはないもの(^^)

公の場での自己中なダンスにダメ出ししたのは
自分が自分が!って、内向きな気持ちのベクトルを修正するため。
キスの最後の距離を縮めるチャンスを相手に委ねるのも
相手の気持ちを尊重するため。

でも、そこにきちんと自分の意思表示の加えてる。
真摯な気持ちと互いを素直に大事しようと思えたら
互いの気持ちのベクトルを、スムーズに向かい合わせられたら、
それがそのカップルが、上手く行くための一番の方法。

真摯でほんとの意味での思いやりさえ、そこにあれば
ドジをやってもカッコわるくても
それは愛しさに変わるんだから(^^)

それにしても…


やっぱりキュートだ♪
ウィル・スミス(*^^*)


相手役も女優さんもうまかったけど…
サンドラ・ブロックでもよかったよなぁ…あの配役(爆)


official site : http://www.sonypictures.jp/movies/hitch/site/

クローサー

ぐあー…っ。

大人な映画じゃなぁ…(^^;
誰が良いとか悪いとかじゃなく、誠実さすら絶対価値じゃない。


「正しいこと」を主張しても通用しない世界
……ってのが、イロコイごとなんだろうなぁ…(苦笑)

ってか、これは舞台がオリジナルなのかしら?
畳み掛けるような台詞の掛け合いや、ナロー・スペースでのシーン設定。

『Chicago』なんかだとブロードウェイより映画の方が
企画としては格段に面白かったけど、この映画は逆。
絶妙な心理戦を台詞の妙に映して楽しむなら
ライブ(舞台)で見たほうが、緊迫感があって面白いかも。

『A.I.』の時のアンドロイドチックな美しさを髣髴とさせるジュード・ロウは
美しいんだけど(美しすぎて?)余り心惹かれない存在。だったのだけど…

恋敵のドクターと密室で二人、互いの愛する相手との関係を
暴露しつつ心理戦を繰り広げるシーンで、それまでは傲慢とも言えるほど
強気でゴージャスだった彼が、砦を崩され、メロメロになる場面。
無き濡れて、捨てられた子犬のようになってる彼を見た瞬間…
チェリさんの


さでぃすてぃっくな欲情が…(爆)

いやー…美しい人の泣き顔と言うのは何故にあんなにそそるのでしょう?(^^;
もっともっと、なかせてやりたくなりますね?(いや、趣味バレまっせ?)

泣き顔といえばナタリー・ポートマン。
『レオン』に出演した時が確か、彼女が12歳の頃?だったかな?
泣き顔があんなに絵になる子も、珍しい、と痛く感激。

で、その後彼女は才女ぶりを発揮して、良い大学へも行き、キャリアも積み…
スッカリ大人の女性になったとばかり思ってましたが…
この映画の中での彼女は、


『レオン』のマチルダ、そのものっ。

ジュリアの写真展でタバコ片手に作品に見入るシーン、
そこで交わす、ちょっとスレた雰囲気の喋り方は
レオンにタバコを吸うことを止められて、ふてくされたように
「OK」と言って捨てるシーンを髣髴とさせるし、
ジュードと別れ話をする空港のホテルのベッドの上では
レオンとの悪ふざけのシーンだったり、
完全版での具体性の無いベッドシーンに。

まぁ、設定が「少女」っぽいってこともあったし
あれが素の彼女で、進歩が無いとは思わないけど…


あまりにマチルダだったななぁ…(笑)

で、どうでもいいんですけど、気になって仕方が無い事が二点。
実はジュードのネカマにクライヴ・オーウェンが見事にハメられるとこ。
あのシーン見て、(もしやあの時のチャットの相手は…)
と思いを巡らせた男の人が、一体どれだけいただろう?と言うことと(笑)
そのクライヴが…


宇梶剛士にソックリじゃねぇ?(爆)

ってこと。いやまぢ、ソックリ…(笑)

official site: http://www.sonypictures.jp/movies/closer/

バタフライ・エフェクト

タイトルの

「バタフライ・エフェクト」とは…
一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きるという、
カオス理論の一節だそうです。

真っ先に浮かんだのは『風が吹いたら桶屋が儲かる』(爆)
 いや、そういう能天気な話じゃなくって…とは、
すぐに突っ込みましたけどね、自分で…(--)
人生、どんな些細な事が、その先の道を分けるか分からない、
ということの象徴らしいのですが…

平たく言うと、この映画は「たら・れば」と思った過去を
変える能力があったらどうなるか、というお話。


いきなりネタバレ(爆)

全米一位の前評判を引っさげてレビューはどれもセンセーショナル。
あの「シックス・センス」を越える衝撃、だとか、
かつてないプロット、だとか…

ま、確かに設定は、今までになかったかもしれないし、
面白いには面白かったんだけど…基本的には


「スライディング・ドア」と
根っ子が酷似してないか?(笑)


いや、おもしろいんです。
小さな頃にわずらっていた「ブラックアウト(一時的記憶喪失)」の
症状の原因が謎解きされてくプロセスとか、とってもうまい。
過去を「たら・れば」でやり直した時に変わるそれぞれの人間の
運命の変化、それを演じ分ける役者さん達の匠さ。
ものすごっく、よくできてます。が…

なにぶん、主人公がその力を


エゴのためにしか使っていないので

どうにもストーリーに暗さと言うか、重さと言うか…
いわば


「笑うせぇるすまん」的ブラックユーモア(笑)

愛しい人の身に起こった悲劇を避ける為、良かれと思って
あれこれ過去をいじりたかった気持ちは分からないでもないけれど…
その悲劇が自分に起こった途端に

Oh, my goooood!!

とビビリ上がる様は、何かと普段棚上げする事の多いチェリには
正視できないほどの、耳の痛い突っ込み…(--)

わたくしが、悪ぅございましたm(--)m

別に棚上げ非難が映画の趣旨では全く無いが、
なんか頭を下げずにはいられない…
金払ってまで謝る自分が情けのーて、情けのーて…(--)

と、ここまで言って何ですが、映画的には面白い出来だと思います。
大画面で見るべきか否かと言われると是非にとは申せませんが…
レンタルが始まってからでも結構です。
一見の価値あり、と思われます…はい。



official site; http://www.butterflyeffect.jp/

ザ・インタープリター

Older and Nicer

あんなに背ぇ高さんで、あんなにスタイルが良くてブロンド。
怖いくらの美豹と実力、これまでのキャリア…

とてもじゃないが、並の人間は近寄れそうに無い。
どころか、恐れをなしても仕方ないほどのオーラがあるのに…


なんであんなにカワイイんだ!
ニコール・キッドマン!!!(笑)


方言の演出もあるんだろうけど、ちょっと舌足らずな喋り方とか
背が高いくせにする、上目遣いっぽい表情とか
懸命に耐えてるときの、子供のような無邪気な涙目…

かぁわぁいぃい~っ

対して、諸々の理由で彼女を守りつつも疑惑を払拭できないでいる
シークレットサービス職員役に、ショーン・ペン。
近年、目覚ましく質の高い演技で評価をされてる彼だけど…
ほんとになんて、見ごたえのある。

昔オイタばかりをしていた頃や、「マドンナの旦那」という
肩書きに身をやつしていた頃とは大違いっ。
あたしの大好きな『アイ・アム・サム』での、あの柔らかく光る
春のお陽さまみたいな演技も、この上なく愛しいけれど
今回の演技も出色。

浮気した妻が心入れ替え帰ってくる、という話を受け入れ待っていた所…事故で彼女は死亡。
結果的には、二度と帰ってこなかったという背景が消えないままに
でもそれは映画の本筋ではなく、あくまで彼の設定でしかないんだけれど…

深く考え込む彼の動かない演技に。
ふとしたときの表情に。

映画の中では、留守録のメッセージの声でしか登場しない彼の元妻との
これまでの時間や葛藤、慈しみとか憎しみとか…
行間ならぬ


フィルム間のエピソード

が、滲み出るように伝わってくる。

パントマイマーの演技には、無いはずの壁や机、
空気や風景画見えてくる。
なので、ストーリーを体現して語る役者の演技に人生が見えるのは
別に不思議な事でもないんだろうけど…

なんていい顔で。そしてなんて良い空気を纏っている人なんだろう。
演技も荒削りだったし、顔も特段、ハンサムさんと言うこともなく、
若い頃にはちっとも魅力を感じなかったけれど…

役者であれ、サラリーマンであれ
年や経験を重ねるごとに、確実に魅力を顔に刻んでいける人。
それは自分の目標でもあるので、あまりの見事さに思わず感嘆

ってーか、邦題。
『悪魔の毒毒モンスター』以来、邦題を否定するものではございませんが…(笑)
『「ザ」インタープリター』で良いのか?!「ザ」でっ!!(爆)
通訳者のお話なのに…利便優先なんだろうけど…気になるぅっ!!(^^;

注意:母音で始まる言葉の定冠詞(the)は「ジ」と発音します。


official site; http://www.inpri.jp/

炎のメモリアル

四角い・・・

チェリが愛する映画の中に、『バック・ドラフト』がある。
ので、この映画の予告をチラと見た時は、疑惑バシバシ。
今更同じモチーフを使って、あれを越えるものが出来るのか?

結果から言うと

全く別物でした(爆)

サスペンスあり、人生ドラマあり、そして特殊効果ありな
『バックドラフト』は、あの造りこみ方が魅力。
対して、『炎のメモリアル』は…


割にリアルな現場描写と
シビアな現実感に満ちたエピソード


が、特に社会派と言うわけでもなく、割と淡々。
命がけで、仲間や火事場の被害者を助け出そうとする
賢明な姿は確かに美しいのだけど…

例えば主人公の彼が危険な任務につくたび心配でたまらない
妻役の描写。浅い。

根底には多分、家族を傷つけるような事はしないと言う確信を
持っているからなんだろうが(その描写も薄い)
家族の不安よりも「人の命を助けてるんだ」という誇りを支えに
仕事に固執する主人公。その執着さ加減も中途半端だったけど
そこに到った描写が殆ど無い。伏線も弱い。とにかく…


脚本力・演出力がヘナチョコ(爆)

バッスンバッスン爆発するし、セットもカメラワークも相当お金が
かかってる。(ありがちだから?)分かりやすいストーリーであるし
作りこんだ作品の『バックドラフト』と比べる事自体が間違っている。
それを承知でなお、今ひとつな感がぬぐわれない。
人物描写や役者の使い方(俳優陣は悪くないと思う)、演出がぬるいと


こんな風にしかならないのだな

という、反面教師的作品。
ほんと役者は悪くないのよ。四角いだけで…(爆)

トラボルタといい、主役のにーちゃんと言い…
顔も四角けりゃ首も同じ幅あって、しかも体も長方形…
横から見ても、厚みのある長方形…(爆)

とっても…


レゴ作りやすいキャラクターだと思います(爆)

マッチョが苦手なお嬢さんがたは、お口直し用にヤサな男の方とでも
お出かけになってくださいね(^^;


Official site; http://www.honoo.jp/

アビエイター

やー、インタビューとかプロモーション見てて思いましたが…

いー顔になってきたねぇ♪(^^)

元々、子役の頃から、とてもチャーミングな演技をしてきた彼。
『ギルバート・グレイプ』では、あの年にして簡単に値する演技だったし、
抱きしめたいほど、いとおしかった(^^)

その後作品の大小を問わずに、難しい役に挑戦していて、
若いのにホネのあるこったなぁ…と、感心していたところに…


例の海難事故映画(--)

いえ、嫌いじゃないです。
セットも凝ってた。娯楽作品としては一級品だったと思う。
実際、何度も観に行った(爆)

だから今更、なにやら評するつもりもないが… いかんせん。
あの映画で、レオ様のそれまでのキャリアによるブランドは、
一気に別物になった気がする。


鬼のようにたくましい

ケイトを助けようとするか弱きレオ様を見て、初めて彼に開眼し、
その目をハートにしていた人は、その当時に知ってただろうか。
それ以前の、彼にしかできなかったであろう、暗く隠微な、
それでいて繊細な彼の演技の幅の広さを。
時に儚げであったり、激しかったりする彼を。

美しくて野心に溢れ、男らしく且つ、ロマンチックな恋に命を
投げ出す船上の王子様。それが新しいファンが持つ、彼への印象。

彼にしか出来なかった役柄で摘んできたキャリアが一変。
差し替えの効きそうな役者はごまんといそうなあの映画が、すっかり
彼の代表作となった後…いったい全体、どうやって今後の道を回復して
いくんだろうと、半ば諦めながら思っていた所…。

これでんがな。
この『アビエイター』。

スコセッシ問答の3時間5分は、正直長かったけど、


んまーっ、イイ目のオトコになって!
(おばちゃんやがな、その言い回し…)

それはもちろん、物事の可否は問わず、可能である事だけを結論に置いた
ハワード・ヒューズという役所が、作りあげてる部分も大きいのだろうけれど…
男の人には、野望を次々叶えて言ってる彼の目、結構魅力的に映るんじゃないかなぁ♪

え?女にも魅力的なんじゃないかって?
そりゃぁモチロン♪


…観賞用には(爆)

華やかな生活。
リッチで、ハンサムで、遊び上手なスーパーセレブ。
傍らにいられるだけで、どんなに幸せだろうか、なんて、
ほんのちょっとは思う女もいるかもだけど…

その人の人生の、ほんの片隅にしか自分の居場所を見つけられない。
女として、そんな寂しい責め苦は無い。
いっそ、受け入れられない方が、ずっとラクに感じるかも。

同じように、彼も寂しかったんだろうな。
誰の中にも、落ち着ける、自分の居場所を見つけられなくて。

アメリカ史上で屈指の華やかな経歴を持つ男の、華やかなりし最盛期。
そして女には透けてみることができる、彼の心の大きな隙間。

やっぱりうまいんだけどねぇ。
もうちっとフィルムを整頓してよ、スコセッシ。
おちりが痛くて、最後はちょっと、辛かったでち(^^;


official site: http://www.aviator-movie.jp/

ブリジットジョーンズ きれそうな私の12ヶ月

Got it Over♪

オリジナルを超える続編と言うのには、
なかなか巡り会え無いもので…

全く期待をしていなかった今回の作品。
ってーか、前作見た時もイタくてイタくて…(苦笑)
いや、正確には、原作読んだ時からこう…

目尻に熱いものが、ジーン…とね…(--)

Fattyでダイエットを決意する事、月に数回。
ドジはやらかす、たまに恋に落ちたと思ったら相手の男はロクでなし…
イタタタタ…(--)

加えて大体、レニー・セルヴィガーって、
あんまり得意じゃないのよね…。
『Chicago』の時こそ、コケティッシュでダンスもチャーミング
だったけど…なんせこの映画は、

『ブリジット・ジョーンズ』


を演じてるわけですから。

体重もガッツリ増やして『すごい役者根性だ!』とかって
言われてるけど…


お前はロバート・デニーロか…?

って、お決まりの突っ込みも入れられないくらいの
おデブぶりっ!すげぇ!違う意味で、

前回を確実に越えてるっ!!(爆)

いくらチェリが気に入らないと言ったところで、
彼女は一流のハリウッド女優。それがあんな姿になるとは…
プライド、コントロールするのは大変だったと思われる。
それを思うと、やっぱりプロなんだねぇ、うん。

ってなことで、さぞや見るのが苦痛なって行くんじゃないかと、
覚悟しながら見てたんだけど…

あり?(・・)

ブリジット…今回、かわいい…???

体型も、やらかすドジも、前より明らかに酷くなってるのに…
すんごいイキイキしてる。
そしてフとした時の笑顔が飛びっきりCute!

おやぁ…?


と、思っていたのだけれど…

そっか!(^^)

>今回のブリジットは、ラブラブなりっ♪
とっても有能でごーぢゃすなお尻の弁護士さんと相思相愛♪
恋する女がきれいになるのは、普遍の道理(^^)
いやぁ、もう、苦痛どころか、すんごいHappy♪

とってもチャーミングな恋をしてるから、
たとえそれが、時にタフな状況になってしまっても
泣き顔ですら、いとおしい♪

ありがちだなぁ、と反省したのは…
ブリジットが妬き続けてた、彼のそばにまとわりついてた女が
実は、レズビアンでで自分に恋をしてると知ったとき!
その事実を知った途端に…

あ~ら不思議♪

彼女の今までの行動を頭の中でリプレイすると…?
自分を見下していると思っていた眼差しは、恋するハート、
あざ笑っていると思っていた微笑は、親愛の気持ちの表れ♪

人に対する嫉妬心だとか、侮辱されたと思う気持ちは、
結局の所、自分が自分の中に作り出したものってこと。
自分を信じて、自信を持っていられれば、
誰に何を言われても、誰に何をされたとしても、
一笑に付してやりすごせるはず♪

で、今回のブリジット。
まだまだ自信が持てなくて何度か失敗するけれど…
きっともう、大丈夫(^^)v

だって彼女はロンドンっ子。
本人も気付かない内に、でも何度も鼻歌交じりに 答えを口ずさんだことがあるはず♪

All you need is love~♪

That’s the answer♪
サウンドトラックの収録場所は、
Abbey Road Studioだって書いてあったよ(^^)

official site:http://www.bj-diary.jp/

エターナル・サンシャイン

Close your eyes, Gimmi your hand~♪

ああ、なつかしや。
カバーだけど、カラオケでは外せないナンバーがテーマのこの映画。
オリジナルはガールズ・ポップの先駆け、The Bangles。
この曲歌ってたスザンナ・ホフスが、色っぽくて色っぽくて…(笑)

出ているのはジム・キャリーに
『スパイダーマン』のキルスティン・ダンスト …
って、あ…。この映画のメインの女優さんは、


ケイト・ウィンスレットだった…(爆)

やー…、相変わらず彼女、たくましかったです(笑)
『タイタニック』の時も、レオ様より圧倒的にたくましくって、


お前が海に浸かって、レオを板の上に上げてやれよ!!

これがあたしの『タイタニック』の感想の全てになってしまった…(爆)
『ネバーランド』の肝っ玉母さんで未亡人…
そのくらいの設定が、彼女に一番ピッタリ来る気がします(^^;

にしても、こうして見ると、豪華なメンバーな映画だわ。
でもタッチは地味で控え目。
荒目の素朴な画像に、ハンディなカメラワーク。
主人公約のジム・キャリーは「冴えないオトコ」という設定だし…
でもそれがある意味


すっごいゼイタク

かと(^^)

ジムは、髪はボサボサ、ヒゲはザリザリ…
決して魅力的とは言い難いキャラクターなんだけど…


色に出りけり。

というやつでしょうか。
大事な物を見つけていく過程で、思わずこぼす表情の魅力的なこと!

特に評所の豊かな俳優さんではありますが
(『マスク』では、豊かすぎって話もある…笑)
控え目な演技はしつつも、イヤミ無く素地の魅力を光らせる…
これぞ「認められる役者」の王道(^^)
いくら上手くても、アピールできない役者さんも多いものね。

お話は…『スライディング・ドア』を、チョッピリ思い出しちゃった。
失恋で痛む記憶を消してしまう、という設定は、
もしも違う選択をしてたら…
       ↓
選んだ事実をなかったことにしたら…ってことに通じる気がする。
そしてどちらの映画も同じように言っている。


大事な事は、繰り返す。

違う選択をしてたとしても、出会うべき人とは再びどこかで巡り会う。
痛みとともに、関わった人との記憶を全て消したとしても…

心がホントに望むものとは、何度だって出会うもの。
何度だって、恋をするもの。

記憶を消していく作業の中で、二人の思い出を辿るジム。
その映像の総指揮は、さすがのチャーリー・カウフマン
(『マルコビッチの穴』)

何度も繰り返す事の中には、自分に必要な事が必ず隠されている。
怒りや痛みに捕われすぎずに、隠されてるのものを見つけてみよう。

Eternal Sunshin.
多分それは、自分の心が望む先に差す光。

んー…それにしても…。
やっぱりジムの相手役は、もうちょい考えて欲しかった(^^;
たくましすぎるように見える女は不利ね…
と、我が身に照らして、とっても切なくなったのでした(苦笑)


Official Site : http://www.eternalsunshine.jp/

ロング・エンゲージメント

確かに…

ロング・エンゲージメント(長い拘束)でしたわ…
いや、本来は主人公の婚約期間中(エンゲージメント)の話だから
そういうタイトルがついたんだろうけど…


長かった(--)

フランス史上、破格のスケールと制作費で仕上げた上に、
使った本は、フランスのベストセラーのミステリー。
多分…原作を読んだ方がよかったかも…。

いえ、主演はオドレイ・トトゥ…そう、『アメリ』の彼女だし、
映像はどのシーンもアンティークのよう。話も素晴らしく緻密だった。
チョイ役のポストマンに、とても味のある演出を仕掛けたり
出番は少なかったけど、婚約者役の男の子は信じ難い美少年。

彼の名前はギャスパー・ウリエル。
かのディオールのデザイナーが彼にぞっこんで、


『是非着てくれ!』

と頼み込んだおかげで、彼の仕事の時の服は全部ディオールなんだとか。
ブランドに選ばれるなんて、すごい存在感♪&すごい美少年ぶり(^^)
いるのね、あんな天使みたいな男の子♪

戦場シーンも多くてシリアスになりがちなんだけど、そこはフランス。
独特のユーモアも散りばめられてて(でも底抜けなユーモアではない)
思わず目を閉じてニンマリする場面もある。

って、こんだけアイテムが揃ってるのに、なぁんか単調(^^;
誉めようと思えば褒める文章は、いくらでも書けると思う。
金もらって宣伝書けといわれたら、自分にウソをつかずに、上手に乗り切れる。
でも…


燃えないのよね。。。

『サンタフェ』(ふる…)が、世の男性の本能を刺激しなかったように、
キレイすぎたり緻密過ぎたり、まぁ言葉の問題もあったのかもしれんが…(仏語)
どーも感じるところが無かった気がする。
喘ぎどころがわからんというか…。

あ、でもオドレィのあの、『アメリ』の時の純粋さとか、
チャーミングさは随所に見られて、嬉しかったかも♪
なら『アメリ』観てろよって話なんだけど(苦笑)

最後も完全ハッピーエンドってわけじゃないし。
いや、それはいいんだけど…
せっかく山場が沢山仕込める内容なのに、なんだか平坦。

最近割りに当たりが多かったから、ついつい油断してたけど…


ソリの合わない映画もあるのね(--)
(当たり前です)

いや、それがあるから、感じる映画に当たった時の感動も厚い。
うんうん。こういう作品もあってくれないと、「特別」の重みが無い。
…と、一生懸命言い聞かせてる段階で、あかんよな…。

絵画的に、部屋でビデオを流しとくには良い、インテリア映画かな(^^;


official site : http://long-eng.warnerbros.jp/

プリティ・プリンセス2

今更…

こんなベタ甘・お伽噺を誰が見たいものか、とお思いの皆さん…
すみません。あたくし、主演のアン・ハサウェイの


顔が好きなんです(爆)

あのクッキリとした目鼻立ち。
キレイなんだけど変幻自在の豊かな表情。何より、


運の強さ

が、オーラにバンバン出ております。
なんか見てるだけで、御利益ありそう(笑)

知性と才能も感じるから(それが無くてやっていける世界じゃない)
お利口さんには違いない。が、彼女。
名門の俳優養成所に最年少で入籍を果たしたその三日後に、
TVドラマ『ゲット・リアル』の主役に抜擢されたという強運の持ち主。

そして映画デビューは、前作の『プリティ・プリンセス』。
アカデミー・ノミニーな作品じゃないけど、
ディズニーの資本に物を言わせて、確実にB級コメディの定番を狙える作品。
単純に、美人は得だ、と思えなくも無いけれど、なんちゅーか…


とにかく運が良さそうだ(笑)

ま、ストーリとかは、前回に引き続いて、なんちゅーことはないんですが…
彼女に王位を引き継ぐ王女役が、


ジュリー・アンドリュース!

69歳で、あの美しさ、あの気品は、まさにQueen!
国民が敬愛すべき女王にうってつけ!

サービスショットなのかもしれないけれど、歌うシーンの見事な事!
あっというまに、その場の空気が、


サウンド・オブ・ミュージック!(笑)

それから、お城の階段を滑り台にして、マットレス・サーフィンをするシーン。
何と彼女が実際やってるのだとか(驚)
(このシーンでは、インラインも出てきてた♪)

サービス・ラインもありました。
彼女が、そのサーフィンしながらはしゃぐ子供を見て、
『あたしも昔やってたわ。もっとも、私は滑るんじゃなく
飛んでたんだけど♪』と、言うところ…。


なんで誰も、反応しないんだ…?

かつてのメリー・ポピンズが、王女になって帰ってきたのに、

無反応はないだろう!?

拍手と歓声を上げて止まない空気が起って当然のシーンなのに…(泣)
向こうの映画館なら、きっと大盛り上がりなんだろうな…ぐすん…。
(まぁ『マスク2』の予告編にも、歓声一つ上がらないくらいだからね…)

で、実はこの映画、ディズニーの「プリティ」シリーズの中の一つ。
『プリティ・ウーマン』『プリティ・ブライド』そして『プリティ・プリンセス』。

で、この三作全部に出てるのが、脇役のヘクター・エリゾンド。
そう、軽く見られて凹むジュリアに、さりげに優しくする、あの支配人!
今回は、王女の護衛&恋人役(^^)
で、今回も、飛び切り渋くていい味出してる。チェリさんの、モロ好みっ(喜)

あっちの人やら、こっちの人やら、眺めるだけで忙しいので、
中身は無くて、全然OK。愛でてるだけで、おなか一杯(けぷっ)
ノーミソのシワは増えないけれど、お茶請け代わりに、よかったら(^^)


official site: http://www.disney.co.jp/movies/princess2/