ちょうど一年前にあった出来事


「ふられた」

娘、ひかりからのメール







大好きな男の子に
「ひかり大嫌い」と言われ
泣きながらメールをしてきた。




どうやら、誰かが
「ひかりは○○が好きなんだよ」と
好きな男の子本人に告げ口をしてしまった。




返事としては




「ボクはひかりなんて大嫌い」



そう、手痛く言われたそうだ。





家に帰ってからのひかりはと言うと
大泣きしながら


「死にたい」だの
「もぅダメだ」だのと言って


塾を休んだそう。






仕事で遅かった私は
家にいた旦那にその時の様子を聞く。





旦那はひかりにあれこれ言い
失恋女子を慰めたそうだけど
てんでオンナ心をわかってない
トンチンカンな慰めになったようだった・苦笑






今朝、いつも通り
ひかりは
朝ごはんを自分で作り、ちゃっちゃと食べ
ケロリとして用意をしている




「昨日は大変だったね」と私




すると、




「ママ!!私、どーせ振られるなら
面と向かって告りたかった。
それで振られるならまだ良かった」









「じゃあ、本人に直接告ったら?」






ひかり
「大嫌いとまで言われたんだから、
もぅ忘れるの」





ひかり
「だから今度は好きになったら
誰かに言われる前に自分で言う」





「ひかりはすごいね。
でもちょっと辛かったね。
ママ、頑張ったひかりを抱きしめていい??」





ひかり
「自分の傷は、自分で癒すの!昨日、散々泣いて思いを流したから
私、次に行くし。

だから、ママ余計なことしないでっ!!笑」




「ご、ごめんなさい」




ひかり
「ママ、お達者で!
では、学校行ってきまーす」





と、たくましく颯爽と出て行った。





私は失恋したら一週間くらいウダウダ寝込む。




・・・と言うより




好きな人に好きとも言えない
本音を言えない人生を送ってきた。





本音を言えないのは、今も同じ。




そんな私の弱いところや
過去を
軽く超えていく、ひかり。





親子でも、こんなに違う。
私と彼女は別の人間。




だから、親は自分の過去の苦しみからこどもを見たり、気にすることはない。




だって、こどもは本当に大丈夫なんだから。




そしてこどもは
親のこれからの生き方を
体験から教えてくれる。


そして、ここからが加筆


神さまは私たちに3つの種を与えるそうです。

1つ目は
第一反抗期の種

2つ目は
第二反抗期の種

3つ目は
初恋の種


この3つの種は、誰もが発芽する


そして、それを
しっかりと育てること、
伝えること

自我を掴むことで
自分を掴む


すると、自分と言う存在の尊さを
自ら
掴んでいく