皆様こんばんは。華香です

世間は夏休み真っ最中ですね。

こうしてお休みの時間が長いと
子どもと一緒にいる時間も長くなります

いつもは子どもに対して、
怒りも程々にセーブできるけど
こうも寝ても覚めても一緒だと
どうしてもイライラしてしまう

怒りたくなっちゃう…

怒らない、怒鳴らない、大きな声ばかりで命令しない

そんな日々を送りたいのに
気づけば
『あぁしなさい!!』『こうしなさい!!』と言っている




う~~~

そんな自分が、なんだか好きになれなくて

叱られてばかりの子どもがかわいそうに思えて
自分に対して罪悪感を抱いてしまう

でも、そんな事 思っちゃだめなんだ

こんな風に
心に葛藤を抱きながら

それを翌日には無かったことの振りをして毎日過ごしているお母様たちって
案外多いのではないでしょうか?

子どもはなかなか言う事聞いてくれないから
とってもイライラするのは
どのお母様にも共通しの悩みだと思います


しかし、この子どもとお母さん
両者の落としどころが
なかなか難しいのが現実ですね

じゃあ、お母さんたち
どうじて子どもにイライラするのでしょう

どうしてこうも怒鳴りたくなってしまうのでしょう

言う事を聞かないから?

でも本当は?


その理由の一つは

相手を、自分の思うようにコントロールしたい!!という欲求があります

特に、自分が幼少期に我慢していたり、叶えられなかった思いを強く持っているお母さんは
子どもの様々な要求や態度に対して、叶えられなかった自分が出現してきて
どうする事もできなくなってしまいます

それを「イライラやモヤモヤ」と感じとってしまい

『イライラはいけない事なんだ』と
自分の感情を否定してしまします


すると更にそのイライラが鬱積し、
どうにも自分をコントロールできなくなるので
相手をコントロールする事に躍起になってしまいます

しかし、相手が子どもだという事で
先ほど述べたように
よけいに自分の幼少期とすぐに重ねてイライラに変換されてしまいます

この所要時間
わずか0.03秒くらいかな…

だから自分でもなんでこんなに反応するのか
明確にわからないけど
感情だけが前に出て、怒りで責め立ててそうにかしようとしてしまっているのです


二つ目は
怒りの下には、何が隠れているのか
いいかえれば、イライラっていったい何?という事です

ここにあるのは
自分さえ我慢すれば、そして、自分さえやり過ごせば
相手は何か利益な事をくれるだろう

という犠牲の下にある隠れた期待です


前者のコントロール=期待とだぶってしまっている事もありますが
相手に対して、自分が被害者になる事で
その交換を求めている事はありませんか?

三つ目は
自分の中のルールに縛られていないと
この子は、安心して成長できない!!という思い込みです

イライラするとは、子どもが思い通りにならないという理由だけでなく
自分が決めた『良い姿』から離れて成長すると
社会的に受け入れてもらえないんじゃないか?
こんな事もできないようじゃのちのち苦労するんじゃないか?
といった
自分の子どもを危なっかしくてみていられない
という、思い込み
いわば、お母さんが自分を危なっかしくて信用できない存在だと
思っているからです
この3つ目は、心理学で言うと
『投影』といい、自分の根本原因を
相手が写し出す事で、初めて知る事ができるという事です


まだまだいライラの理由や根本的な事
幼少期の自分のパターンなど様々な関わりがありますが

ここでの一番良い解決法は

イライラする感情も
良い、悪いではなく
ただの感情で、
それはあっても大丈夫。そこにいていいんだよ

と、自分に優しく優しく接していく事


どんな自分もダメじゃないし、どんな思いも大丈夫
だって、人には4700もの感情があるそうですよ

それのひとつひとつに良い、悪いを出すから苦しいのです

今ある感情を、自分で自分が受け止めてあげる

イライラをしない、お釈迦様のような人を目指すより
イライラした自分を許す事
イライラした感情を受け入れる事


そして、期待をしていたのかもしれないな
私の幼少期の我慢していた事がイライラとして吹き出しているのかもしれないな
自分の中の不安が刺激されているのかもしれないな

と、それらの思いを客観的に見て行く事

そして、その思いや感情を抱きしめてあげる事が、とっても必要

誰だって、どんな思いだって、どんな自分だって
抱きしめて愛して欲しいと思っているのだもの
それは私たちの願いだから

まずは、イライラという感情が
その自分の欲求を教えてくれているんだな
と、サインだと思っていくと

自分を好きになる大きなチャンスに変化する事ができます

まずは、自分を認め
受け入れていく事で
反応の幅が大きく変わっていきます