こんばんは、橘 奈知です
昨日は魔都夜曲という音楽劇を観に行ってきました
※写真はサイトよりお借りしています。
日中戦争時代の上海でのお話。
治安の悪い上海、戦争で家族を失った人など、争いの中、一生懸命に生きている人たちを描いています。
特に印象的だったのは、公家の血を引く男性(藤木直人さん)と中国人女性(マイコさん)の身分と人種を超えた恋愛。
今の時代の日本人にとって、国際結婚は珍しくないし、身分の違いでの恋愛に大きな支障があるのはよっぽどのこと。
当時は駆け落ちでもしない限り、身分の違う上、戦争している相手国の人と結婚するなんてありえない話。
大きな壁があったことは容易に想像がつきますよね
私たちは、この時代の日本に生まれているだけでも自由が保障され、幸せだということ。
日々、不満や辛いことはあるけれど、その当時の人々の暮らしとは比較にならないほど豊か。
この豊かさを当たり前のことだと思ってはいけないと思っています。
その当時の人たちがたくさんの経験の中で、本当の幸せを求め作り上げてきた環境だと思っています。
私は幸せなことに今でも日本が戦争していた当時の話を祖母から聞くことができます。
二度と戦争は繰り返してはいけない・・・
人は忘れていくものだけど、争いが起きそうな時には必ずその言葉に立ちもどれるように心のどこかに置き、風化させてはいけない。
ふと不満に思うことや辛いことがあった時、自分が世界で一番不幸だ・・・なんて思うことありますよね(苦笑)
そんな時は、時代背景や世界的な観点から今の自分を俯瞰してみると、以外に小さな悩みだな、なんて思えることもあります。
落ち込んでいる時間、不満を言う時間に費やすエネルギーがあるなら、もっと自分の幸せや社会のために使いましょう
一人一人がそんな考えを持つことができたら、みんなが幸せになる環境に近づくと思っています
ちょっと重い話になってしまいましたが、そんなことを今回の舞台で感じました
今日はご近所のTY HABARでアペリティフ
一部テラスはわんちゃんもOKなので、愛犬のチェリエメともよく来ますよ
それでは素敵な夜をお過ごしください