こんにちは
jasmineです



今日で退院してから1週間経ちました

そして息子が誕生してから12日が経ちました



2015年8月12日14:18、3,440gの元気な男の子を出産しました

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いっくん、と呼んで下さい



今は私の実家(といっても自宅から歩いて15分)で育児と格闘しています

我が子は信じられないくらいかわいいです



忘れたくないので、ここに出産の記録を残しておこうと思います

苦手な方は、ここでお戻り下さい

未だに息子がお腹の中から出てきたことが信じられなくて、目の前に息子がいるにもかかわらず、お腹に赤ちゃんがいないことにちょっとさみしさを感じてしまうこともあります

それくらい、お腹の中にいた時から息子はかわいくて仕方のない存在でした

その子が外の世界にでてくるまでの記録です



私が病院に提出していたバースプランは、
✔︎母子ともに安全なお産をすること
✔︎夫と二人で会話をしたりしながらリラックスしたお産をすること
✔︎頑張れるところまで痛みに耐えて、途中から麻酔分娩(無痛分娩)に切り替えたい
主にこんな内容でした

助産師さんと夫の献身的な支えでかなり辛かったお産も乗り越えることができました

特に夫の力は絶大で、この人なしには私の心は折れてたに違いありません
夫は誰にも変えられない安心感を与えくれる存在です

ちょっとまた惚れ直しました

そんな夫も今では息子に骨抜きで夢中になっています



いつも通り前置きが長くなりましたが、ここから私の出産記録です

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8/11 6:50 前期破水
朝方暑くて目が覚めたと思ったら体の中でパンっと何か弾けるような音がする。その瞬間、生暖かい水みたいなものがドバッと漏れてくるのを感じて慌ててトイレへ駆け込む。

8/11 7:00 病院へ電話
破水と確信。夫に「破水した」と告げると、飛び起きてすぐさま携帯に登録してた病院の番号を出して電話をかけてくれる。私から症状を説明すると、すぐ病院にくるように言われてバタバタと準備開始。両親に連絡して迎えの車を待つ。羊水がドバドバ出てきて、私はとにかくドキドキが止まらない。いよいよこの日が来たか~、という感じ。

8/11 8:00 病院到着
実家の車で夫、両親と4人で病院へ。到着後すぐに内診。子宮口、なんと「1cm」・・・。1週間前から全く変わっていなくてガックリ。管理入院して陣痛を待つことに。病室への面会時間は13時からなので家族は一度退散。私は病室で一人ぼっちになって一気に心細い気持ちに。

8/11 9:00 運動
病室でうとうとしていると、助産師さんがきて院内散歩に誘われる。「運動して陣痛を促しましょう!」と。それは是非!と意気込んで院内見学をしながら散歩。個室やLDRを見学。
とそこで「階段登れますか?」と聞かれる。その時いたのは3階。そこから「9階まで行きましょう!」とニコっとしながらドSな発言をする助産師さん。私もなんとなくハイな気分で勢い良く「はい!」と応じる。普段から毎日歩いてたらか、案外あっさり9階に到着。「ママさん体力ありますね!」と言われてちょっといい気分。
それから部屋に戻ってしばらく休むことに。

8/11 12:00 昼食

8/11 13:00 母到着
面会時間スタートとともに母が到着。そこに助産師さんがやってきて「元気なうちにお二人でスクワットなんてどうですか~?50回ぐらいやれば効きますよ!」とまたもやドS発言。そして応じる私たち母娘。息を切らしながらも50回達成。(その後お産の最中に太ももが筋肉痛で大変だった。)終わってからはまたしばし休息する。その後不規則に陣痛らしき痛みがくるようになる。

8/11 17:00頃 陣痛開始
不規則にきてた陣痛が10分~5分おきにくるように。痛いけどまだ会話はできるレベル。夫に連絡。NSTを装着。

8/11 19:00 夕食、夫到着
麻酔分娩希望だったので食べるかどうか悩むも(麻酔前4時間は食事禁止なので)、長丁場になると踏んで体力のために夕食をとる。

8/11 19:30 食事終了
食べた直後から陣痛の痛みが本格的に。(栄養をつけるとお産が進むらしい。)麻酔使用の場合は4時間後の23:30~使用可能になることが決定。ひとまずそこまで頑張ろうと覚悟を決める。

8/11 20:00 LDRへ移動
陣痛が進んでる、ということで夫と二人でLDRへ歩いて移動。陣痛がきてる間は痛くて全然歩けない。さっきまで余裕があったのにびっくり。一瞬の間にどんどん痛くなる陣痛。痛い痛い。LDRへの立ち会いは1人に制限されているのでここで母とはお別れ。NSTを装着。かなりいい張りがきてるらしい。痛みと痛みの間に夫と話をしたり、ウトウトしながら頑張る。

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8/11 21:00 助産師回診
NSTのモニターとお腹の張りのチェック。「いい感じだから子宮口も6~7cmくらい開いてるかも!」。早く会えるかも!と期待が高まる。順調そうだからと麻酔なしでのお産を提案されるも、速攻で拒否する私。一旦NSTは外される。

8/11 22:00 助産師回診
痛すぎてそろそろ声が出なくなる。陣痛と陣痛の合間も骨盤に激痛が走るようになって、痛くない時間が皆無に。夫との会話も出来なくなってくる。それでも黙って夫はそばで見守ってくれる。もう体力が限界。ベッドの手すりにしがみついて耐える。赤ちゃんの心拍が安定してて、元気そうなのだけが救い。

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8/11 22:15トイレへ
お産と麻酔に備えて助産師さんとトイレに行くことに。歩くからこれがまた激痛。私がトイレの中で叫ぶ声がLDRまで聞こえていたらしい。

8/11 23:00 助産師回診
麻酔に向けて子宮口のチェック。が、まさかのまだ「3cm」という診断。。。麻酔の使用は原則4~5cmからなので、まだ頑張れますか?との問いに「無理です」と即答の私。医師と要相談に。

8/12 0:00 医師回診
母体の体力を考慮して麻酔の使用許可が出る。すでに麻酔投与の予定時間を30分過ぎているので我慢の限界を迎えている私。準備でしばらく待たされている間にだんだん眠気に襲われてくる。

8/12 1:00 麻酔準備、と思いきや、、、
麻酔の準備で体勢を整えている時に麻酔医が到着。が、「緊急帝王切開が入ったので先にそっちを優先します」と。私の麻酔はその後入れることに・・・。赤ちゃんの心拍低下でかなり危険な状態の方がいたそう。しょうがないとは分かっていても、色んな希望が打ち砕かれて絶望的な気分に。放心状態。助産師さんに「あ~○○さん、ごめんなさい・・・」泣きそうになりながら言われる。

8/12 1:15~ 麻酔待ち
麻酔医の到着まで助産師さんが湯たんぽを持ってきてくれて腰をマッサージしてくれる。かなり長い間マッサージしていてくれたそう。(私、まったく記憶なし)体力の消耗で陣痛がやや弱くなる。が、常に骨盤が激痛なのでもはや陣痛の波は関係ない状態。私もここら辺の記憶がほとんどない。

8/12 4:00麻酔開始
待ちに待った麻酔医が到着し、麻酔準備開始。Dr.が神様みたいに思えた。内診では子宮口7~8cmで、頭もだいぶ近くまで下りてきている様子。痛み止めの注射も、カテーテルの挿入も全く痛くなく快適。15分後くらいから麻酔が効き始める。ついに痛みから解放されて天国のよう。

が、しばらくすると赤ちゃんの心拍に乱れが発生。医師や助産師が何人も駆けつけて一時騒然。赤ちゃんに酸素をおくるために私は酸素マスクを装着、四つん這いになって深呼吸し、赤ちゃんに必死で酸素を送る。とにかく必死。赤ちゃんに申し訳ない気分になって涙が止まらない。夫がずっと私の手を握って励ましてくれる。「赤ちゃん心拍戻ってきてるよ!」。しばらくして赤ちゃんの心拍が落ち着く。

麻酔後の副作用として胎児の一時的な心拍の乱れ、というのはよくあることらしい。赤ちゃんの命には別状ない、という診断で一安心。
麻酔後は嘘みたいに痛みがなくなってめちゃくちゃ快適に!両親にLINEができるほど余裕が出てきた。麻酔後はお産がゆっくりになるので体力回復のために朝まで2~3時間寝るように言われ、夫とともに眠りにつく。

8/12 8:00 陣痛促進剤投与
子宮口が全開にならないため、促進剤投与に。

8/12 9:00 心拍乱れ
赤ちゃんの心拍が再び乱れる。私はまた酸素マスクをつけて四つん這いになりひたすら深呼吸。Dr.いわく、促進剤のせいで赤ちゃんが回旋不足になり体勢的に苦しくなってしまったらしい。しかもどうやら私の骨盤は狭い様子。何度も続くようなら帝王切開も視野に入れるいうことで同意書にサインすることに。その際帝王切開のリスクを説明をされ、もうなんだか悲しくなって涙が止まらない。赤ちゃんは元気だから大丈夫、と夫が手を握ってずっと励ましてくれたのが本当に心の支えだった。
いつ帝王切開になってもいいように私の血液検査と心電図をとる。食事だけでなく、この時点で飲料も禁止される。(これが後々辛かった。)

8/12 10:00 促進剤再投与
一度目の半分の量で再チャレンジ。

8/12 10:30 心拍乱れ
再度赤ちゃんの心拍が乱れる。また酸素マスク、四つん這い、深呼吸。赤ちゃん頑張ってー!と心の中で叫ぶ。しばらくして回復。
この時点で子宮口全開に。促進剤は赤ちゃんのストレスになっているようなので投与を中止。その代わりに陣痛を促すため麻酔の投与を半分に。少し痛みはあるものの、耐えられる程度。陣痛は4分間隔に。

8/12 12:00 痛み再び
いきみたくなったらいつでもいきんでいいと言われるものの、いきみたい気配なし。左の腰が激痛になってくる。麻酔医の回診で私の疲弊具合を見て麻酔が追加される。麻酔の量を減らしたからといって胎児の回旋には影響ない、と説明される。
産婦人科医と麻酔医の間で揺れる意見。

8/12 12:30 麻酔ストップ
子宮口全開になってから2時間お産が進んでおらず、そろそろ赤ちゃんの体力のことも考えて生み出しにかかりましょう、と助産師さん。麻酔を切って自然分娩の力に頼ることに。20~30分で麻酔の効果が切れるので、その間になんとか産みましょう、と。LDRに器具が運び込まれ、お産の準備が開始される。

それからしばらく、Dr.と助産師さんの掛け声でいきんでみる。だんだん赤ちゃんの頭が見え隠れし始めたらしい。

だんだんと麻酔が切れて激痛再び。骨盤が痛すぎていきめない。叫ぶ私。夫に目で訴えかける。夫はひたすら頑張っててえらいよ!と励ましてくれる。私は手を握り返して応える。

何回かいきむも出てこず、私も疲弊してくる。と、麻酔が再開される。でももう効かないくらい痛い!痛い!激痛!叫ぶ!足を広げるのも痛い!半狂乱になる私。

その時、「その痛みを生む力にら変えて!」と助産師さんの声が聞こえて我にに返る。苦しんでる赤ちゃんを出してあげなきゃ!と思い返して必死にいきむ。もう無我夢中。早く出ておいでー!

8/12 14:00 吸引器準備
赤ちゃんのもしもに備えて吸引器が準備され、スタッフが増えてLDRに人が10人くらいになる。
何度もいきむ。「頭出てますよー!」と言われてもう必死で頑張る!夫はいよいよに備えて私の頭側の少し離れたところに移動。

最後もうひと頑張りのところで赤ちゃんの心拍が低下。緊急で吸引。

8/12 14:18 誕生
吸引しながらの最後のひといきみでにゅるっという感覚がして息子が全身出てきました。出てくる瞬間、全て見えてました。出た瞬間から腰の痛みは消滅。少し間があってから息子の産声が部屋中に響わたりました。

安堵感と感動とで涙が溢れてきました。息子が処置をされている間に夫が私の横に駆け寄ってきて、ありがとう!と、涙しながら手を握って頭を撫でて言ってくれました。夫、まさかの号泣!「頑張ったねー!」「すごいよー!」「感動したー!」と。 女の人の子どもを生み出すパワーに圧倒されたそうです。

その後お包みにくるまれた息子を少しだけ抱っこさせてもらいました。もうそのかわいいこと!!夫と二人でかわいいね!やっと会えたね!と言いながら号泣でした。

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この頃になって麻酔が効いていたので後から気付いたのですが、会陰を切開されておりました。吸引ってほぼ100%会陰切開だそうですね。しかも自然に少しちぎれたそうです。更に、子宮頸管にも傷がついてしまい、中も縫われました。


出産後の何日かはこの傷の痛みと、子宮収縮の痛みに悩まされました。

まともに歩くのも難しいくらいでした。
聞いてはいたけどこんなにもダメージを受けるとは。

幸い私のおっぱいの出がとてもよく、息子も体が大きいせいかおっぱいを飲むのが上手で、母乳問題に悩まされることなく今の所これているのが救いです。


息子には、今まで感じたことのない愛情と感動を与えてくれたことに心から感謝したいと思います

これから一緒にたくさんのことを乗り越えていこうね。

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大好きだよ



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