おひさしぶりの
あまあま映画評論コーナー!
(パフパフ~♪)

「悪人」
★★★★☆

妻夫木聡
深津絵里
岡田将生
満島ひかり
柄本明
松尾スズキ
そして樹木希林

みんながとてもよい。

深津絵里は
ほぼスッピンなのにとても綺麗だし

満島ひかりは
すごーく嫌な役だけど
父親の柄本明とのシーンは
とても切ない。

岡田将生は
性格が悪い奴の演技がなぜかうまいのです。
「告白」然り「想い残し」然り。
人たらしの「リーガルハイ」然り。

最後のシーンは

綺麗で
切なくて
本当に感動的です。

とても悲しいけど。

もっと早く二人が巡り会っていれば…
と思ってしまいます。

同じ監督&妻夫木君主演の
「怒り」も是非観たいなぁ。


「紙の月」

★★★☆☆

宮沢りえ
ちょっと細過ぎますが
どんどんお金と男に狂っていく様子が
真に迫っています。

池松壮介はかわいい。

ずーっと裸の「愛の渦」の時より
セクシーかな。

でも
やはり最後は…お金が絡むと…ね。

最初に
宮沢りえが

お客様から預かったお金で
化粧品の足りなかった分を払ってしまって

すぐにキャッシュコーナーから
お金を引き出して戻すのですが

あぁ…
悪事の最初は
こんな些細なところから
始まるんだよなぁ…
と切に思います。

お局様の
小林聡美が
凄くいいです。
 
でも
勧善懲悪が好きな人には
すっきりしないラストです(^_^;) 


「百円の恋」

★★★★★

安藤さくらが 
とてもいい!

もう
こんな人絶対友達にしたくなーい
って感じの女(笑)  

でも
自堕落で
女としても人間としても
終わってそうな32才が

めちゃくちゃかっこいい
女ボクサーになります! 

途中
BGMも
「ロッキー」みたいです!

低予算の映画なので
自堕落からかっこいいボクサーになるまで
時系列に撮れなかったようで
 
最初はプニョプニョだった体が
どんどん締まっていくのですが

実は
ほんの少しのトレーニングで
締めたりゆるめたりしていたそうです!

安藤さくらは
「愛のむきだし」で
めちゃくちゃ恐ろしい役を演じていたので
それからどうも苦手なんですが(笑)

これを観て少し好きになりました!

新井浩文は
かっこいいです!!

でも
ラブシーンは
いらなかったかな(^_^;)


それでは  

さよならさよならさよなら~ニコ