広い意味での反証も大切に(コロナやワクチン問題など)
反証(はんしょう)という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?辞書などでは、相手の主張がうそであることを証拠によって示すことと書かれています。コロナウイルスやワクチン、治療法などについてTVやメディアで流れる情報と一部の医師や自然療法の先生などが提示する反対の意見があります。その主張の嘘を暴く証拠を提示することで、本当の主張を通すことができますが、それだけでは非常に偏りのある情報になることがあります。ワクチンの効果をエビデンスとして提示し、一部の効果のなかった事例を列挙しただけではなかなか反証としては「一部分」に限るというものになります。これはコロナ関連に限った事ではなく、例えばがん治療などで副作用を誇大に主張し、自然療法へ促す先生もいますが、実際は確かに効果的でない事例もありますが、命を救われた方も多くいます。何を信じ、何を大切に生きているかということに尽きる点もありますが、一部の情報だけですべてを語ることは医療の面では非常に危険性の高い行為と言えます。ここで述べ たいのは、自分の信じる情報があれば、その反対の意見も耳を傾け、広い視点で情報を整理し、自分の信じるものを採用、取捨選択をして欲しいということです。そんなことをすると混乱する、という方もおられるかもしれませんが、そのほうがより真実性の高いものになると思います。よく人間は「真実に本当に耐え切れるほどの器があるのか?」という言葉を耳にしたことがありますが、そういうことかもしれません。とにかく色々な意見を汲み取りながら、この混乱の多い世の中を生き抜いて欲しいとそう願います。