cherimay です。
7歳と4歳の姉妹を育てる兼業ワーママですおすましペガサス

 

採用面接で落ちた話の続きです。

 

 

こちらの記事がアメトピに掲載されようです。

「3つの仕事掛け持ちする30代」というタイトルの付け方で、さぞかしハードワークを想像されたと思います…

実際はフルタイムにも満たない勤務でごめんなさい笑い泣き

 

現職と同じ条件でのオファーが難しいとの理由で採用面接に落ちました。

その会社の取り組みはとても興味があったので残念ではあったのですが、「そうだよね」という納得もありました。

 

今回はそのお話です。

 

さて、例えばですが月収30万円の人を雇ったとします。

 

従業員の手取りは25万円弱になります。

(扶養人数や年齢によって変わって来ます)

 

その反面、会社は34万円程度の支払いです。

 

あら、びっくり驚き驚き驚き

従業員と会社では10万円程度のギャップが生じています。

 

そうなのです。従業員を一定時間以上で雇用しようと思った場合、

会社には社会保険料(健康保険料と厚生年金)の支払い義務が生じます。

(他にも生じるけど、負担の重いのが社会保険料だと思います)

 

健康保険料は、日本は国民皆保険制度ですから、働いていない人や高齢者の医療費のカバーに使われて、

厚生年金は現在の高齢者の年金となっているわけです。

 

※専業主婦などの特定の層や、年金制度に対して何かを言いたい訳ではありません。

単純なる社会構造の話として受け止めて頂ければと思います。(アメトピ掲載で少しナーバスです笑

 

そのため今の日本の社会構造だと、企業がフルタイムの人を雇うのはとても金銭的に負担になります。

 

私が初めてこのカラクリに気づいたのは、前職で管理部に配属され、給与計算業務などに携わるようになったからえーん

当初は滅茶苦茶ビビりました…ガーン泣

 

話を戻して今の私の勤務状況は、どの職場も厚生年金には加入できない程度の労働時間です。

 

(そして大変ありがたい事に)社会保険料を支払わない分として、そこそこの給与を提示してもらっています。

(他にも専門職だったり、守秘義務が重めなどの制約があります)

 

ですので、単純に給与だけに着目してしまうと、

今の勤務状況よりも良い条件を提示するのは難しくなるのだと思います。

 

もちろん今の働き方にはデメリットもあります。

①厚生年金じゃ無いから将来もらえる年金は少ない

②いつクビになるか分からない

が大きなデメリットかと思います。

 

これに関しては、今多めに貰っている給与を使い切らずに貯金・運用したり、

クビにならないように仕事頑張るですね。

 

そんなわけで、今週も頑張って働きます泣き笑い