本日、母を入院させて来ました。
昨日からご機嫌斜めモードは変わらず、昨夜大きめのボストンバッグにお名前シールを貼った必要な荷物を入れていると 「そんな大きなバッグじゃなくていい」といだし、何やらスーパーのレジかごサイズの袋に荷物を詰め出してまた別にタオル類を別のトートバッグにぎゅうぎゅう
運ぶのは私か従姉妹も駆けつけてくれるはずなので重くなってもひとつにまとめたほうが良かったのだけど、刺激するとまた暴れ出しそうだったのでスルー
結局レジカゴタイプの袋ははち切れんばかりではみ出し気味
もうひとつのマイバッグも重々
何入っとるんじゃ(*゚Д゚)⁉️と思いながらもタクシーには二度に分けて詰めさせてもらい、病院に着いてからはひとつずつ移動させなければならず二度手間
母としては一週間くらいの入院で済ませて、病院のベッドが空いていないことを期待していた模様。
しかし。日曜日に母がひとりで呼んで救急搬送された時に書かれた紹介状には既に「しばらく休めるためにも入院が必要」と書かれていたらしく、病院側は
しっかりベッドを開けてくれていた。
いや、母よ、君が招いた事態だ。
しかも主治医の先生は「どのくらいにする?2週間?1ヶ月?」と畳みかけ、母はなるべく短くと企んでいたらしいのだが、止めないとどんどん長期になりそうだったので慌てて「じゃあ2週間で!」という感じで決まり、「じゃ、2週間で治療計画立てておくね」とテキパキきまっていく。
次にはコロナの検査を受けてしばらく結果が出るまで再び待合室に待機。
何だかグスングスンと泣き出しているのは、コロナ検査の鼻グリグリのせいだということにしておこう
検査が陰性だったのでいよいよ病棟へ。
ようやく荷物は看護師さんが運んでくれました。
で、荷物チェック。
精神科閉鎖病棟なので持ち込めないものが多いのに、ヤケに重かったマイバッグから出てくるわ出てくるわ、速攻元気ゼリーやお菓子やらが出てくる出てくる
ピクニックじゃないんだぞ╭( ๐_๐)╮
しかも生ものなどもあったりして次々と私に返却されて行く、それにいちいち母は抵抗して不満気。
「それは大事なものなの‼️」と食いかかりながらも次々と私が持ち帰るバッグが膨れ上がる。
しかも何故だか現金も何故そんなに必要なのかという額
最後のあたりではスッカリむくれた母が乱暴にバッグの中身をしまったりしていました。
くわばら、くわばら(笑)。
荷物のチェックが終えたところで私は一階の受付で入院の手続きなどに
母に声を掛けておきたかったけど、下手に刺激するとまたショートステイの時のように「騙された(*゚Д゚)⁉️」とか言い出しそうだったので、案内されるままに一階へ。
丁度従姉妹は美容院の予約があったものの、終わり次第、手伝いに寄ってくれることになっていた。またまた感謝。
後は入院といえば恒例の山のような書類書き
そしてイマドキというのに印鑑大活躍
例の如く、身元引受人やら連帯保証人やらが必要で、ここでも従姉妹に署名を貰ったり。
どんどん高齢化や独居化が進んでいるのに、いつかこの入院保証人制度が破綻するよなぁと毎度のように感じる。
今回は精神科病院ということもあり、患者も自分のお金を自分で管理出来ないことも多いのか、お小遣い性になっていて、所持額により、病院に管理量を払わねばならないらしい。
しかし母は母で少額とはいえ、手元にお金がないと不安らしいので管理料を支払うことに。
まあ、一応閉鎖病棟になるので使えるばしょもあまりないのだけど。
前回は冬場で自分のパジャマやら厚手の上着などを使用していたのだけど、病衣がレンタル出来たのでお願いして、更に前回はまだ父が危なげに運転して面会に行ってくれていたのだけど(コロナ対策で交代だった)、今回は近いとはいえ山の上だし、洗濯物は業者にお願い出来るとのことでコレ幸いとお願いした。
会計近くの小部屋で書類をあらかた書き終えたところで従姉妹にも保証人のサインをしてもらい、手続き完了。
その足で最近従姉妹がお気に入りの地元の和菓子屋さんに。
そうウチの近所は「朝乃山」の地元(笑)。
妙に可愛い似顔絵焼印が入った「朝乃山どら焼き」が割に美味しい
二人で和菓子屋さんでお買い物をしていざ自宅へ。
実は母がいつものごとくパンパンに膨らませている冷蔵庫の中身の野菜などをヘルパーさんに渡したかったらしいのだけど、母がいない間はヘルパーさんもお休みになってしまうことが母には理解できなかったらしく
なが〜い延々としたメモに指示が書いてあったので、代わりに従姉妹に大量の野菜類は使ってもらうことに。
何せしばらくは私の一人暮らし。
消費には限りがある。
しかも冷蔵庫にはメモが貼ってあり、レトルトは捨てないようにとのご指示
しかし。
しかし、である。
母の欲望のままに詰め込まれた冷蔵庫。
最近では私は開けるのさえ躊躇うくらいのぎゅうぎゅう具合
先ずは買って来た和菓子とコーヒーで一息つき、いざ闘いに立ち向かう。
開けるだけで詰め込まれたものが溢れるという恐怖の冷蔵庫
二人で開けてチェックすると案の定、賞味期限の切れた同じ食品ばかりが詰め込まれていて…
その上恐ろしいことに「臭い(*゚Д゚)‼️」
二人で顔をしかめながらまだ大丈夫そうな野菜や惣菜などは従姉妹がゴミ袋(45ℓ)にいっぱい。賞味期限が切れまくっていたり、そもそも原型を留めていない謎の物体を捨てたり、分別して、45ℓ2袋分はゆうに詰め込めた
2人してマスクをしながらの作業だ
てか、こんなブラックボックス並みの冷蔵庫を勝手知ったるヘルパーさんとはいえ、残り物を漁ってもらおうなんて、私にはない勇気だある意味関心してしまう。
てか具合が悪いと騒ぎ立て、毎日毎日点滴に通っていると言いながら、いつの間に買い物にも行っていたのか謎過ぎる。
そして例え母が入院にならなかったにしてもどう考えても二人で消費出来る量ではそもそもない
てか、こんな傷んだ食材だらけのものを食べているから具合がわるくなったんぢゃないのか(*゚Д゚)⁉️←私は恐ろしいので最近は冷蔵庫は開けず、型冷凍庫と自分の部屋にある小型温冷庫しか使用していない
そういえば何年か前にも従姉妹と一緒に冷蔵庫の探索をして10年ものの謎の物質とかを掘り出して恐怖したことがあった。
それなのに数年してまたこんな羽目に遭うとは
可笑しい、まだ父が存命だった2、3年前は私が食事を作っていたけどこんな有様ではなかったのに(´・ω・`)
そういえば前回の冷蔵庫探索や断捨離でコンテナを頼んだり、不用品回収(トラック5台分)を手伝って貰った際にも従姉妹から
「叔母ちゃん(母)って、綺麗好きだと思ってとけど…」と同じ台詞を聞いたことがあった
デジャヴ(๑˙―˙๑)?
いや、母は決して綺麗好きのようでいてそうではない。詰め込んで一見、隠すのが上手いだけなのだ。
そして誰もが騙されるのだ
とりあえず従姉妹が無事な食品を45ℓ袋ひとつ、何とか分別したものと中身を確認することすら躊躇した45ℓ計2袋を冷蔵庫から取り出したが、まだ充分冷蔵庫も冷凍庫も充分に詰まっている
どうにか食べられそうなものやまだ買って新しいもの(いつの間にかの謎)を母のいない間に頑張って消費するのが私の使命だ
てかなぜこんな罰ゲームを…
まだ暖かくなり始めの春で良かった。それでもコンテナに放り込んだゴミが匂わないか既に恐怖である_( :⁍ 」 ∠ )_
従姉妹がひきあげ、私も母の持ち込んで返却された荷物を片付けて二階に引き上げてひと息。
思わず「あ〜、疲れた〜」とひとりごちてしまった。
この「疲れた」はこの一日のものでもなく、ここ数ヶ月のものでもなく、多分父と母の介護が始まってからの数年分と思われる
もちろん疲れはコレから解消にかかるとはいえ(2週間で足りるのか)
ひとりって素晴らしい✨というのが第一声だ。
とりあえずしばらく身体を休めよう
因みに従姉妹に「面会行くの?」と聞かれて「行かない」と即答してしまった (T▽T)アハハ!
母がボストンバッグを拒否して詰めた荷物。
どちらも紐が締まり切らず、謎なまでの重さがある。
何から何まで意味不明な人(母)だ。