こんにちは^^




宮城県仙台市の自宅で

2022年5月 教室開講予定。

「パンとおやつの教室 Cherie(シェリー)



わたなべあやみです。






今日は、

母との思い出のおやつについて、

少しお話してみようかなと思います。










突然ですが、  

あなたには思い出のおやつって

何かありますか?






昨日、私は次女と一緒に

ウールロールパンを作りました。

 


ウールロールパンとは‥
その名の通り、ウールロール(毛糸玉)のような
形に焼き上げた、コロンとしたフォルムの
ミルクパンのことです。

昨日焼いたパン。子供たちのおやつです^^





次女は、パンを作るのが好きなようで、

おままごとやお風呂遊びでも

「こねこね~」と作る真似をしたり、


私が作ろうとすると「一緒にやる~!」と

慌ててキッチンへかけ寄ってきます^^





そんな子供の様子から、

昔の自分と母のことを思い出しました。







私が小学生のある日のこと。




平日、母は朝から仕事をしていて、

毎日忙しいにもかかわらず、


その日は仕事から帰ってきて、

私が「何を作っているのかな‥」と思い、

いつものようにキッチンへ行くと、




夕飯作りと一緒に、レシピ本を見ながら

お菓子作りをしていました。









レシピ本に載っていたのは、

色がピンク・白・グリーンの

3色のババロア。


見た目のイメージでいうと、

雛祭りのひし餅の形を長方形に

カットした感じでした。








なぜ作っていたか、

私の記憶が曖昧で思い出せず‥💦


でも、料理好きな母は、

「作ってみたいな~」の軽い気持ちで

たぶん始めたんじゃないかと思います。






母の作っていた3色ババロアは、

ひし餅のように

色が3つの層に分かれていて、


ババロア液を作って、型に流し込み、

冷やし固めてと、この作業を繰り返すので

作ると意外と時間がかかる物でした。



その事もあって、

夕飯作りの時間にお菓子作りを

していたんだなと、今では思います。








母が鼻歌を歌いながら、

楽しそうに作っている様子を

子供ながらに見ていて、

なんだか嬉しかったのを覚えています。



その時、

私は初めてババロアを食べたのですが、

色は3色だけれど、味は全体が同じ

シンプルなバニラで

とっても優しい味でした。







それから数日後のこと。


母が仕事から帰ってきて、

何やら慌ただしくしている様子で

キッチンへ行ってみると‥






先日作っていたババロアを

大きさが30センチくらいはある、

とても大きな保存容器2つ程に作っている

ところでした。






作っている理由を聞いてみると、

「美味しく出来たから職場に持って行く」

とのことで。



母の職場は、お子さんを持つ 

ママたちが多く働く職場だったので、

とても大きな保存容器に

大量に作っていたそうでした。








きっと、仕事から帰ってきて、

疲れているはずなのに、

私たちの夜ご飯の準備をしながら、


ババロアをたくさん作るのには、

時間もかかって大変なはずなのに。






それでも、母がとっても楽しそうに

している姿が私には印象的で。

あの時の笑顔が

今でも忘れられないおやつ。







次の日、母はたくさん作った

ババロアを手にニコニコしながら

職場へ持って行きました。





家族に

喜んでもらえることが嬉しくて。

大切な誰かに

喜んでもらえることが嬉しくて。




そんな気持ちでいた

母と私も同じなんだなと思いました。








余談ですが‥


そんな私、

小さい頃におやつ作りで

バニラアイスを自分で作ったことがあって、


バニラエッセンスを入れるのに、

醤油を入れるという大失敗をしたことも💦



甘じょっぱい味になったのは言うまでもなく💦

その頃の小さかった私は、

バニラエッセンスをまだ理解してなくて、

色や見た目が似ていたから入れたんだと思います(^^;






そんな失敗も今では笑い話ですが💦



母は、小さな私が家族のために

アイスを作ってくれたということに

喜んでくれました^^






作る楽しさは、喜ばれる喜びへ。

その喜びは、きっと

家族みんなが笑顔になれるはず。



子供たちにも、

そんな笑顔になれるおやつを

私も伝えられるようになりたいな

と思いました。




来月は、おやつマイスターを受講予定!

気合いを入れて頑張るぞー!!