行ってきましたよぉぉぉぉ
美輪明宏 音楽会演劇

美輪さんと言えば・・・何年か前の「双頭の鷲」を観劇して以来でした。

も~ワクワクして仕事も手に付かず(いつもの事?)
「も~帰る も~帰る」とブツブツ言っていたら
ネエサンに「うるさいな~ もうあせる」と呆れられた(苦)

開場してすぐにパンフを購入し、書籍のブースへ・・・
って 凄い人叫びうわ~ 買えるのか!?
いや絶対買ってやるぅ~ と群がる人々の中へ突入おやしらず
・・・しようと思っても入れないぃぃ~~~~モグラ
もはや何が置いてあるのかさえ見えない中、わずかな隙間から見えた本を手に取り
お金とともに差し出し、気付いてもらえるのを待つ・・・かたつむり
で、無事購入できた・・・美輪さんのサイン入り本をGETだクラッカー

席でパンフを見ながら開演を待つのだが、BGMにはシャンソンが流れ
中に、舞台「凱旋門」でも使われたナンバーも有り、
あの頃にもフラッシュバックしたりして、気分はすっかりFRANCEへ飛行機

携帯や咳についての再三の注意アナウンスの後、いよいよ開演ドキドキ

美輪さんのトークがいいニコニコ
美輪さんにかかればどんな権力者でも、愚かな振る舞いであれば
「バカモノ!」で一刀両断てんびん座
それは大沢親分の「喝!」なんかよりずっと効力があるわけで(比較するなって)


1部は素敵なブルーのお衣装で日本の叙情歌を・・・と言うことで色々
私的には「おぼろ月夜」が聴けて嬉しかった。
そしてTVで聞いても涙が止まらなかった「ヨイトマケの歌」
締めの「花」も・・・柔も剛も取り混ぜた歌唱に「本物」を感じる。

2部は黒のドレスでシャンソンを。
NHK「SONGS」でも歌った物(リクエスト多)も取り混ぜながら。
シャンソンはいいですねぇ・・・悲喜こもごもなドラマ
トドメを刺されたのは「老女優は去りゆく」
数分の間に人生を生きる。
美輪明宏という「表現者」の真髄を見たような気がします。
制御不能な感情が溢れだします。
もう「ブラボー!」と言うしかありませんアップ

アンコールはTVでも披露した「愛の賛歌」
やっぱり凄い恋の矢
(何と言う表現力・ボキャの無さだよ 自分・・・)

言葉の魂の強さを持った人です。
声量とかそういうレベルじゃなくてパワーを持った人。

どんなに有名になろうと
最初から最後まで銀巴里に出演し続けた
確固たる信念を持った人。

そういうものすべてが
美輪さんの言葉の魂に
投影されている様な気がします。


ラスト<金色の雨>に消えていく姿は
本当に観音様のように見えました。
実に美しかった。


昨今のスピリチュアルブームで
「美輪様~ラブラブ」モードで
「美輪様を好きな自分」に酔ってるような方達には
正直「引くシラー」のだけど・・・(あ、ブラックシェリーの登場)

「偽物」「まやかし」が蔓延る中、
「本物」のパワーを見せつけられる。
知らない方は一度は観てみる価値があると、本当に思う。

キャーキャー言わずに黙って聴け と。


ポチっていただけると非常に喜びますラブラブ!
 ↓ ぽちっとな

ランキング
まるで100年生きている様な自分のコメント