怪しい領収書は三枚あった。

 
その発行元のお店はすべて異なる。
 
 
それぞれのホームページを確認してみた。
 
確かにお店は存在する。
住所も間違ってないし、
やっぱりただの勘違いなのかな。
 
 
もやもやしながら
メニューやコース、口コミを見てみる。
 
 
 
 
 
 
んー。
 
 
んーーー?!?!
 
 
なんかコスト感合ってなくない?
 
そんなに単価高くないよ?
アラカルトでも2000~4000円メインだし、
ドリンクもまぁまぁな感じ。
 
80000円行くためには結構頼まなきゃじゃない?
 
 
あと。。。。。。。
80000円ジャストって
なかなかなくない?
 
消費税の端数が出そうな気がするけど?
 
 
 
もうHPでの情報収集には限界がある。
 
 
 
 
 
そうだ!
 
その現場(飲食店)にいってみることにした。
 
 
 
 
 
 
領収書に書いてある住所は
HPのそれともちろん同じで、
Googleマップで容易にたどり着けた。
 
交通の便のよい、
普通の、ちょっと小洒落た居酒屋さん。
 
ドキドキ。
 
「いらっしゃいませー」
 
 
「すみません、ちょっとお尋ねしたいことがあるのですが。」
 
「はい、なんでしょう?」
 
20代前半位の若い女の子が
笑顔で答えてくれる。
 
 
「お忙しいところ突然失礼します。
実はちょっと確認させていただきたいことがありまして。。。。
突然アポイントもなしにすみません。。。
 
私、会社の経理担当をしておりまして、
上司の指示により御社で発行された領収書について伺いたいのです。」
 
 
断られるかな、と思ったけど。
「お願いします、助けてください。。。」
のニュアンスをたっぷり込めて。
 
 
 
「そうなのですね!少々お待ちください」
 
 
ほっ。
いい子でよかった。
 
タイミング的にも営業前の準備をしているところで、
忙しそうでは、なかった。
よかった。
 
中へと案内され、
続いて奥へ入る。
 
 
社員さんらしき人に
もう一度説明してみる。
 
 
「お忙しいところ失礼いたします。
こちらの都合で大変恐縮なのですが、
実はある役員が御社で発行いただいた領収書を社内経費として申請しておりました。
その内容が正しいかどうか上司に確認するよう指示を受けて本日伺った次第です。
○○月○○日の領収書発行の記録をご確認いただけないでしょうか。
突然ご無理を言って申し訳ございません。」
 
 
「あー、そうなんですね」
となにやら協力してくれそうな雰囲気。
 
30代くらいの店長さんには
ちょっとぶりっ子もしてみる。
 
 
 
そわそわ。
ドキドキ。
 
「少々お待ちいただけますか」
 
 
 
 
 
女は時々女優になるてへぺろてへぺろてへぺろ