「他力本願で生きよう！」と言われたら
あなたはどう思いますか？
きっと
「自分は怠けて誰かに任せよう」
「適当でいいんだ」
と考えるのではないでしょうか？
今でこそ、この“他力本願”という言葉は
「自分で努力をしない・人任せ」という意味で
広く使われるようになりました。
例えば、
「あいつはいつも他力本願で、何もしない。」
といったような使い方が一般的だと思います。
最近では、
辞書にもそのように記載されるようになりました。
しかし、
本来は別の意味で使用されていたんです。
宗教的な言葉でいうと・・・
“他力”というのは
自己を超えた絶対的な仏の力
“本願”というのは
一切の命ある者の救済を約束する仏の願い
というような意味を持ちます。
「ん？どういうこと？」と
理解が追い付かない人も多いかと思います。
なので、ここからは私なりの解釈で
分かりやすく、お話していこうと思います。
これがどういうことかというと、
“他力本願”とは、
「上手くいかない人生に対して、
思い悩み、自分の力だけで
解決しようとするのではなく
周りと助け合って生きる」
ということです。
「人は一人では生きていけない」
「お互いに頼り合って生きていく」
こういった意味で捉えてください。
また、“頼る”と“甘える”も
意味が大きく異なります。
自立しているけれども
困った時に助けを求める
“頼る”
何もせずに、ただ楽をする
“甘える”
“他力本願”における意味は前者です。
何でも一人で抱え込むのではなく
たくさん他人に頼りながら生きていく。
分からないことがあるなら
他人に聞くとか
1人ではできないことは
みんなでするとか
人生はこんな風に、他人任せに生きる方が
何百倍もうまく、幸せに
生きることができますよ。
やりたいことや夢はあるけど
何をすればいいか分からない。
超えたい壁があるけど超えられない。
そんな時は思いっきり、
他人に丸投げしちゃいましょう！
そして、
あなたに力を貸してくれる人
との繋がりを大事にする
人生はいかに
頼り、頼られる関係を築けるか
です。
ぜひ、あなたも
人生は“他力本願”で生きよう！
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