1歳7か月で
光と音を失ったヘレンケラー。
ヘレンケラーは
色あせた制限の世界に
生きていたのでしょうか?
確かに生活の不便は
あったかもしれません。
でも彼女は
コミュニケーションの達人でした。
招かれて世界中を旅し
歌い、語りかけました。
だれもが
彼女のたどたどしい話しかけに
真剣に耳を傾けました。
色は手で読み取れました。
「赤は暖かい」と。
あなたは
何を聞き
何を見ていますか?
それはあなたが
聞きたい言葉
見たい景色ですか?
今あなたがいるところが
輝く色彩にあふれた
制限のない世界でありますように。